ヒントになれば幸いです。(仮)

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zoom RSS 後乗りについて その2

<<   作成日時 : 2016/02/16 18:05   >>

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ここで道草をします。この記事でもMTBのコントロールする際の真実が記述されています。我慢して読んで下さい。ライディングが変わるはずです。

SUMMUMにDHX AIR 5.0をインストールしたライダーさんの実例です。
事前にこのイケていないライダーさんの写真をもう一枚見ていました。苦しみや葛藤が写真に記録されている稀有な例です。(笑)

『間違ってもフロントタイヤを潰すようにして曲がろうとしないこと。』とFACEBOOKでちょっかいを出してみました。その後、メールを開いてビックリ。ほぼ同時刻に泣きのメールが入っていました。

ガレ場に入るとリアが暴れて仕方がありません。リザーバー圧は175PSI、ユニットストローク60MMに対してのサグは12MM。リバウンドは全締めから12ノッチ開放。フォークは40。サグは40o。LSC、HSCともに全開放から4ノッチ。
フレーム側のリアエンドブロックはM、R445です。(リアセンターを最短設定にしています。)乗車位置はほぼ真ん中で手足を良く動かすような乗り方をしています。


DHX AIRは8.75-2.5、本来SUMMUMには8.75-2.75のユニットが装着されています。
2.75inch=69.85mmのシャフトストロークが 2.5inch=63.5mm。
6.35mmも短いユニット。SUMMUMのレバー比が1:2.935ですから、6.35×2.935=14.92mmトラベルが短くなっています。205mmのホイールトラベルが190mm程度になっているわけです。これに囚われ過ぎた彼は次々と過ちを重ねていきました。(笑)

まずはサグの量。SUMMUMは30%とって下さい。
シャフトストロークが2.75mmならば20.95mmのサグ。レバー比の2.935をかけるとホイールトラベルで61.5mmのサグが得られます。
彼の場合、2.5mmのシャフトストロークを使っているため、19.05mmのサグとなります。ホイールトラベルで55.91mmのサグが正しい設定値となります。
実際の彼の設定は12mm。ホイールトラベルで35.22mm。

ここからが一番お伝えしたいこと。
サスペンションは衝撃を吸収することだけが仕事ではありません。
姿勢変化によって前輪と後輪の過重分布が変化します。その際の前輪と後輪の間の、過重を受け渡しするスピードを調整するという仕事も行っています。

両輪間での過重の受け渡しですから、ホイールベースを長くすれば、過重の受け渡しのスピードを遅くすることができます。(ピッチング方向のバイクの挙動がゆっくりになります。

MTBに於ける、全ての挙動は重量分布の変化によって発生しています。荷重移動を行う作業がマウンテンバイキングと言っても過言ではありません。

サグの量が少ないと両輪間での過重の受け渡しのスピードが速くなります。つまりは前後の重量配分を的確に行うためのアクションに対して、よりスピードが求められるようになります。彼の、少なめのサグ設定、コンピュータ以上の正確さと速さを求められることになります。

サグが少ないということは重心位置が上がることを意味しています。人間の頭はかなり重いものです。
スプーンをイメージしてください。掬う部分が人間の頭。柄の終端部を持って、掬う部分を上にしてください。柄の部分が胴体。柄が長く(重心位置が上がる)なれば、柄の終端部(ここが接地面になります。)にかかる力が大きくなります。彼が悪あがきをすればするほど、接地面に力がかかりやすくなっているため、バイクの挙動は安定し難くなるわけです。

つづく

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