ヒントになれば幸いです。(仮)

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zoom RSS フロントサスペンション、モードの違いが体感できない。

<<   作成日時 : 2016/04/28 20:15   >>

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2015年まで製造されたCTD系のフロントフォークに代表される3段階切り替え。
仕組みは簡単な構造。隣り合って存在する大・中・小のオイル通路を、扇形の遮蔽板で切り替えることによって、バルブリーフにあたるオイルの流量を調整しています。大(D=ディセンドモード)と小(C=クライムモード)が機能しているのなら、真ん中に存在する中(T=トレイルモード)は必ず機能するようになっています。単なる穴ですので。
オイルがトップキャップの直下に位置する遮蔽板まで到達するができないと、モードを切り替えてもポジションでの動きの違いを演出することはできません。これがトラブルとなります。その際には全てのモードで同じ動きでストロークします。

モードによって流量調整されたオイルはバルブリーフを持ち上げることによって自ら流れる道を作ります。これによって発生するのが低速側コンプレション減衰です。
バルブリーフはサスペンションの反応性を左右します。C(クライム)はオイルの流れが極端に少なくなりますから、反応が鈍くなります。T(トレイル)とD(ディセンド)はある程度の流量を持っています。TとDのモードはサスペンションの即応性が必要とされるため、バルブリーフが初期段階から反応しやすくなっています。低速側コンプレッション発生装置であるため、素早く手で押すような高速側の入力に対してはオイルの流量制限はされているのですが、流速が上がるためバルブリーフが開き、TとDのモードは同じような反応をしめします。手で押した場合には、TとDの違いは元々判り難い設定なのです。その違いは、同じスピードでブレーキをかけた時のサスペンションの沈み込み、ペダリングやダンシングの時のピッチングの発生度合、砂利道などの反応性などで体感することができます。元々、手で押した際の違いを生み出すためではなく、走行時の快適性や安定性を確保するための機能ですから、当たり前と言えば当たり前なのですが。

「でも購入時には切り替えの違いが明確に体感できた。」
これには理由があります、人間の感知することができる閾値の問題なのです。
購入時にはダストワイパー、エアスプリングのメインピストンシール、DUブッシング、ダンパーシャフトのピストンのスライダー、ダンパーシャフトが貫通しているシールヘッド内のOリングなどに『あたり』が出ていません。ストロークする度に各部で無駄な抵抗が発生している状態なのです。使用することによって各部になじみが出てくると、全体の抵抗が減り、サスペンションはストロークしやすくなります。摺動抵抗によって『動き難くなっている』のですから、これも一種のコンプレッション側減衰なのです。購入当初はその分の抵抗がコンプレッションの全体の値をかさ上げしているため、モードの違いが体感しやすくなります。使用することによって各部の抵抗が少なくなっていくと、感覚的に体感し難くなるわけです。

2013年から2015年まで採用されていたCTD、毎年各モードの違いを大きくする工夫が施されてきました。2016年モデルの3ポジションシステムは更にハードモードを硬く感じさせるような設計になっています。

ちなみにFOX製品はロックアウトしません。
硬くても、必ず動きます。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
このモデルの質問でないことをお許しください。2013以前のFLOAT120RLを中古で購入したのですが、100mmを超えたあたりでアウター内でカシュンと音がしてスム−ズにストロ−クしないです。リバウンドはダイアル通りに機能してるみたいです。エア漏れも感じないですが、沈み方が初期動作からまるでオイルが満たさないスプリングのみで機能してるかの如くとても「安っぽい」沈み方をします。「FLOATなのにスプリング内蔵??」お忙しいところ恐縮ですが、原因として考えられることのご思案をいただきたいです。
追伸  公共なサイトなので2次元のネタはお止めになられたのですか?カナシイ・・・・
123456
2016/04/30 01:04
123456さん、こんにちは。

オイル交換をお勧めいたします。
物理的に壊れたRLを見たことがありません。

公共ではないと思いますがw
2次元ネタ、現在あまり時間がないのが最大の理由です。
ようやくDimention Wを見終わりました。
大島
2016/05/02 19:10
ご回答ありがとうございます。ショップにも相談したところ「明らかにおかしい動きですね」と言われました。来週明けにもショップの方より修理依頼可能かご相談していただく予定です。もし修理可能の際にはよろしくお願いいたします。

いえ、数多の自転車ファンが閲覧出来るという意味での代理店公共(共有と表現したらよいのでしょうか)サイトと思ってます。昨今の2次元はいい年した大人対象に作られた作品が多いですが、まだ市民権を得られてない趣味だと斜に構えた考えを持ってます。言動、書き方ひとつで興味の無い方にとっては不快に感じられる趣味だと・・・・・ええわたしはGW中に滋賀県豊郷町の某小学校跡地に楽器を持って15回目の聖地巡礼に行ってきますよ!どうだキモチワルイでしょう。長文すみません。
123456
2016/05/02 23:38
「安っぽい」のなら、ダンパーサイドではなく、ピストンシャストのネガティブスプリングあたりが破損している可能性もあります。
2012年以降のモデルならお送りください。

あれだけアニメが実写ドラマ化されていますから、質的には十分市民権を得られる内容であり、ただその方法論に賛否があるわけで。(笑)
媒体が俳優の私生活などを報道している状態では、その作品を鑑賞するにあたって先入観無しでみることは不可能です。その結果、俳優が演じる役柄にリアリティが欠如してしまうわけですから、生活感のないキャラクターによって表現されるアニメの方が現実的であるという逆転現象が…。
『けいおん』のキャラクターたち、生臭くない点においては純粋な高校生でいいと思います。若い俳優さんたちで実写化されたら。とても観る気にはなれませんでしょ?それこそ絵空事になってしまいます。
15回ですかぁ、それだけ好きになれる、正直うらやましいですよ。
大島
2016/05/06 20:48
フロントサスペンション、モードの違いが体感できない。 ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
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