ヒントになれば幸いです。(仮)

アクセスカウンタ

zoom RSS 濃すぎるエスプレッソ的な続きです。

<<   作成日時 : 2017/07/27 20:37   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

写真はフロントフォークのメインピストン。
左側がダンパーシャフト側で、右側がピストンボルト側。(ナットの場合もあります。)

副作用についてはご理解頂けたと思います。

大きくストロークすればするほど、コイルスプリングであっても、エアスプリングであっても戻ろうとする力は大きくなります。ピストンが反発力で戻される際、Bの穴で処理しきれないオイルは、ピストンボルトに開けられたEの穴からステンレスの蓋(バルブリーフと言います。前回の写真ではDに該当し、ナットとピストンの間にあるスペーサーのように見える銀色の部分、ステンレスの薄い板が積層されています。)を押し上げて、Fの穴から元に戻る通路を確保、ピストンが元の位置に戻る手助けをします。バルブリーフを押し上げる仕事を行うため、戻ろうとするエネルギーが消費され、ピストンのスピードを抑制することができます。

大きな衝撃によって大きくストロークする。
リバウンドが効いていない設定ではニードルは役目を果たすことができません。Bの穴は大きく開いた状態なっていますから、オイルの流量は多いままになります。
そのため効率的にエネルギーを変換することができるバルブリーフ経由の回路(E-F)に頼る必要がなくなり、より入力スピードが上がった場合に初めて機能することができるようになります。
LO側リバウンドを極端に弱く設定すると、Bの穴からAの穴へと流れていくオイル量が多いため、中盤域後半までのストロークではバルブリーフ側の回路(E-F)の蓋を上げるだけの力が生まれません。通路がB-Aへの一つだけの状態ですから、穴が大きくても効率が上がらず、ピストンの戻りが遅くなります。
遅くなったのにもかかわらず、戻る際のエネルギー消費の効率も低下しているため、戻るためのエネルギーは保持されたままの状態となり、フォークが伸びきった際、ハンドルを握る手で感じることができる位の衝撃が発生します。バンクをしていれば、この衝撃によっても前輪は流れ出します。またエネルギーが保持されたまま、ピストンが戻ろうとしている状態では新たな衝撃が入力されてもストロークすることが困難になります。
LO側コンプレッションは弱い状態ですから、ブレーキングではフロントは通常よりも沈んでいます。ハンドルが切れ出した状態で小さな衝撃が入力されると、フロントフォークは『棒』になった状態ですから、フロントが流れ出してしまっても不思議なことではありません。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
濃すぎるエスプレッソ的な続きです。 ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる