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zoom RSS HSR(High Speed Rebound) ハイスピードリバウンドについて

<<   作成日時 : 2017/08/01 21:04   >>

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多分、リコメンドされている設定値付近でお使いになられていると思います。その機能がどのように働いているのかを解説したいと思います。

ロースピードのコンプレッションとロースピードのリバウンド。いずれもオイルの流量制限を行います。単純にオイルの通路が狭くなれば、オイルの流れる量が減少し、ピストンの動きが遅くなる仕組みです。
ロースピード・コンプレッションはピッチングなどの無駄な動きをオイルの流量を制限することによってストロークし難くさせます。ハイスピード・コンプレッションは、バルブリーフ(オイルの通路をふさいでいる蓋)を押さえているスプリングのプリロードかけることによって開き難い状態にして踏ん張りを追加します。入力されるスピードに応じて、無段階にバルブリーフを開き、オイルの流量をコントロールしながら、エネルギーを消費していく設計になっています。
リバウンドも同じような仕組みなのですが、少し整理が必要になると思います。
何故ハイスピードリバウンドが必要なのか?を考えてみましょう。
調整機能がロースピード・コンプレッションのみの場合、低速コーナーにリバウンド設定を合わせていると、速度域が上に行く走りを行った際、一時的にリバウンドが効き過ぎる状態になり、突き上げ感が生じることがあります。これを解決するためには、大きな入力によってシャフトがストロークした時、素早く戻りながらエネルギーを消費し、スムースに伸びきる仕組みが必要となるのです。

ロー側リバウンドだけが調整できるリアショックにも、調整用プリロード・スプリングを持っていないバルブリーフがピストンに取り付けられており、デフォルトで決められた値ですが、ハイスピード側リバウンドが無段階に発生するようになっています。そのデフォルト値と理想値のギャップを少なくして、自分に合わせていく機能がハイスピードリバウンドなのです。わかったような気持ちになるのですが、もやもや感の残る説明ですよね。
確認できる現象面からシンプルにお話しします。
ロー側を開放、ハイ側をマックスに締め込んだ状態でストロークさせても、リバウンド側の減衰は発生しません。
ロー側は物理的にオイル通路を狭くしているため、ストロークの量や速さには反応せず、一定量の減衰を発生させようとし続けます。
たくさんストロークした時には早く戻す必要があり、その際に蓋をされている通路開け、オイルを流します。そうハイ側リバウンドはダンパーシャフトに取り付けられたピストンの戻りを、更に遅くすることができる機能ではなく、
ロー側に支配されたオイルを開放する役目を行っているのです。
プリロードがかかった状態(ハイ側を締め込んだ状態)では蓋の開くタイミングが遅れ、LO側の支配する時間が長くなり、戻りが遅いままになります。
プリロードがかかっていない状態(ハイ側を開放にした状態)では、直ぐに蓋が開き、オイルの流れが増やすことができるため、LO側の支配から抜け出すことのできるタイミングが早くなり、戻りを速くすることが可能となるのです。

ハイスピードリバウンドは体感できるリバウンド側減衰を直接的に発生させることはありません。(正確にはスピードに応じた瞬間的なエネルギー変換を行い、シャフトのリターンスピードを減速させています。)

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