早く空気を入れて乗りたいというお気持ちは理解できますが、 一つ、深呼吸をして落ち着いて下さい。 必要以上に硬く締め込んでしまい、緩まなくなったフォークのエアバルブキャップ。 プライヤーやペンチで掴んで回す前に思い出してください。 エアバルブのキャップはアルミ製です。アルミより硬い材質の工具を使って掴んで回せば、キャップに傷がつきます。 アルミよりも柔らかい木やプラスチック*を、反時計方向に回転するように当てがい、軽くプラハンで叩けば、簡単に緩みます。 結構、我慢できずに掴んでいるものをよく見かけます。 後悔する位なら、焦らず思い出してください。 「対象物よりも柔らかい材料のものを使う」 これが肝なのです。 「細けぇことはいいんだよ」 これも否定はしませんが、傷がついた部分がささくれ立ってしまっているとダイアルを緩める際にケガをします。ペーパーやヤスリを使って、傷の角落としをしておいてください。 *イスノキ・紫檀・黒檀でも大丈夫ですが、ここで推奨しているのは入手が容易な『かまぼこ板』。今回は撮影ということで、よそ行きのブランドかまぼこ板、小田原『鈴廣』のものを用意致しました。 同じく硬さに重きを置いて開発されたエンジニアリングプラスチックも除外してくださいね。 |
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