ヒントになれば幸いです。(仮)

アクセスカウンタ

zoom RSS 今日は、DHの速い人向けのお話です。

<<   作成日時 : 2018/05/02 20:54   >>

驚いた ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 0

シーズン初めにしてはすこぶる調子良く走れているな?と思っていた最中、ヤングライダー達について行き、オーバースピードだけど行けるかな?という気持ちでコーナーに入ったところ、
根っこに引っ掛かり大前転しました。

どう対処されますか?
この方はエリートライダー、昨年のランキングが20位以内の方。

何故、引っかかってしまったのかをきちんと分析する必要があります。速いライダーさんです。
結論からお話しますと、コンプレッション側減衰が不足していたため、大前転したと考えられます。
「引っかかる→サスペンションを動かす」という図式は、必ずしも正しくありません。

では何が起こっていたのか?
柔らかいサスペンション、根っこに引っかかり、ストロークし始めます。スピードがありますから、勢いよくストロークし続け、バイクが一気に減速します。慣性の法則によってライダーの体重が前に移動するため、前輪への荷重が増加します。フォークの圧縮が止まると、ライダーは更に前に。
ハンドルを介してライダーによって抑えられていたフォークは開放され、インナーチューブは加速しながら伸び上がり、ライダーを更に前方斜め上へ運んでくれるわけです。このくらいのライダーさんは腕の筋肉が発達していますから、結構頑張れてしまうため、いい感じに飛ばされているはずです。

クランクを折って、むち打ち気味の、このライダーさんの前を走っていた、やはり年間ランキング・エリート20位以内のヤングライダーは

『大きな石が多く、全体的に安定感があまり良くない』

ので、コンプを緩めたいと連絡がありました。

ヤングのコンプ設定は飛ばされたライダーさんよりも強め。もちろん即時に却下しました。緩めてしまうと安定感どころか、根っこで引っかかっています。
過剰にサスが動いていると、ふわふわとして安定感が無くなりますよね?

このスピードを最適化する作業が、速いライダーのセッティングなのです。

速く走ろうとすればするほど、サスは最小限の動きにする必要があります。もっと速く走ることができるのにも関わらず、サスが動き過ぎていると、次の状況に対するサスの動きが遅れてしまうわけです。

二人とも、HI/LO共にコンプ、マシマシが正解なんですよ。
因みに二人ともチュー二ングされたダンパーを使用しています。
ノーマルの中間域で引っかかる感じは、セッティングが出ていなくても、ライダーの安全性を確保することができる『セーフティーバルブ』のような役割を果たしています。(バルブリーフの構成で意図的に演出されたものです。)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 8
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
今日は、DHの速い人向けのお話です。 ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる