フロントフォークの機能調整について スレッショルド及びブローオフ編。

F80XやF100Xのボトムにあるスレッショルド調整ダイアル及び、
(一部、OEM用にはついていないモデルがあります。)
RLC系に取り付けられているブローオフ調整ダイアルの調整。

一杯に締め込んで使用するのは間違っています。
開放から6クリック前後が、おいしい部分であると思います。

ロックアウトの構造はシンプルな発想で設計されています。
最底部に設けられたバルブから、オイルを吸い上げます。
このオイルを使って減衰を発生させています。
このオイルの流れをとめ、カートリッジの内部で保持してしまうようにするのがロックアウトです。
使用しているうちに磨耗や変形などによって隙間が大きくなったり、小さなホコリやゴミなどがバルブなどに挟まり、オイルが流れてしまうようになるとロックアウトが機能しなくなります。

スレッショルド調整は、オイルの流れをとめている蓋にかかっている力を調整することによって蓋の開くタイミングを変更しています。
構造はやはりシンプルで、蓋を押さえている力はバネ。そのプリロードを強くすることによって蓋を開きにくくしているだけなのです。
この構造はブローオフ調整も同じです。

あまりフォークをストロークさせないような状態の設定では、フォークがストロークする前にインナーチューブがたわみ、その影響でカートリッジのシャフトもたわんでしまい、
カートリッジの上部とこすれあってしまうようになります。
強くあたった部分が磨耗してしまい、オイルがカートリッジの外部に漏れてしまうようになり、ロックアウトが機能しなくなります。
こうなるとシャフトとカートリッジ上部(トップキャップ)を完全分解して、交換しなければならなくなります。

オイルが汚れることがまずないFOXのフロントフォークです。
オイルが極端に汚れている場合にはスレッショルドやブローオフの設定を確認してください。