ヒントになれば幸いです。(仮)

アクセスカウンタ

zoom RSS エア漏れについて フロントフォークとリアショック

<<   作成日時 : 2007/11/07 15:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 0

フロントフォークでエアが漏れる場合、初期段階では磨耗したメインシールからネガティブ側に少しずつ漏れ出します。
これが進行していくと漏れる量が一気に増加するため、ダストシールを持ち上げてしまうようになります。
メインシールの磨耗はフロートフルードがメインシールの上にある間はほとんど発生しません。
ストロークすることによって、少し少しフロートフルードが減少していきます。
粘度の高いフロートフルードはインナーチューブ内壁についた状態になってしまい、メインシールがオイル切れをおこすようになります。
このような状態になるとメインシールの磨耗が一気に進行します。

トップキャップのエアバルブからエアが漏れることはまずありません。
(漏れているかどうかは、その部分に水をためてみれば一目瞭然です。)
バルブコアが緩んでいたことも、フロントフォークでは今まで経験がありません。

トラブルを起こしていないエアバルブ本体を交換しても現象は改善されません。
元の原因であるメインピストンシールの交換がされていないと、当然エア漏れは止まりません。
ダメージが進行していき、エア漏れによってダストシールが持ち上がるという違う現象が発生するため、『トラブル』が連続して起こっているよう見えますが、原因であるメインピストンのシールを交換すれば簡単に解決してしまう問題です。

このような場合には弊社でお預かりした場合、その使用に見合ったオーバーホールを行うため、ダンパーサイドも念入りにチェックすることになります。

ちなみにエア漏れを起こすのは、ハードな使用で一年以上経過した製品に発生するようです。
(オーバーホールで入ってくるフォークのほとんどは、まだシールが機能している状態です。)

リアショックのエアスプリング系のエア漏れも、
エアバルブ周辺から漏れることはまずありません。

たまに通常のタイヤ用チューブのバルブコアを流用される方がいますが、
エアサス用のバルブコアは高圧用ですから、チューブ用のバルブコアは流用はできません。

シールの寿命、もしくはボディの小さな傷が原因となっています。
エアサスはボディ本体をシールすることによってエアスプリングを構成しています。
ボディに縦方向の傷があると、シールでボディの表面を押さえても隅間ができて、
ストロークの度に、エアが少しずつ漏れてしまうのです。
エアバルブやバルブコアを締め付けても、
エアバルブキャップを思いっきり締めてみても問題を解決することはできません。

シールセットの交換(部品代で税込み 1,008円です。)を交換されても、改善されないようでしたら、ボディの交換(6.5−1.5で 部品代 2,835円 )をお勧めします。

ここからは独り言なので放置してやってください。(笑)

フロントフォーク FLOAT−R 

メインピストンシール 420円
ダストシール・フォームリング・クラッシュワッシャー 2, 520円
(もちろん両側でこの価格です。)
オイル 170ml   657円
(実際にはカートリッジの洗浄に使用しますので、この倍は使用します。)
フロートフルード 368円
ここまでの合計で3,965円 

脱脂洗浄剤やスリックハニーなども使用します。 
それを35円として約4,000円がパーツや油脂代の実費になります。

販売店手数料、工賃(3時間以上)、償却及び電気代で6,000円使うことになります。
工賃は時間あたり最大でも1,600円以下となりますが、
「ありえない」くらい高い工賃?
(この件で実害が発生しています。)
代引き手数料も弊社で負担させていただいております。

作業はボトムケースの内部及び外部洗浄をします。
点検しながらなので『手洗い』になります。
クラウンの洗浄やインナーチューブも内部及び外部の洗浄をします。
点検をしながら、メインピストンのシャフトの脱脂洗浄と点検。
エアバルブ部とエアバルブ・キャップの洗浄を行います。
ダンパーカーリッジ部を分解してオイルを抜きます。
その後リバウンドダイアルを外して、ダイアルの裏側とダンパー上部の洗浄を実施。
機能確認をしながら、Oリングなどの磨耗や樹脂類の磨耗の点検をします。
異常がなければ、そのまま組み上げていきます。
ボトム部のナットは仮止めで、数回ストロークさせて芯だしをしながら組み上げていきます。
ダンパーオイルやフロートフルードをそれぞれ必要な部分に注ぎ込み、各部を点検。
最後にボトムナットをトルクレンチで締め付け、機能確認とエア漏れチェックを行い、
修理報告書を作成、荷造りをして発送伝票を作成、貼り付け。
お支払い頂く金額が明記された作業報告書が弊社で作業を行った証になります。

ちなみに以前も申し上げましたが、TALAS以外はすべて販売店での作業が可能です。
弊社ではお預かりした以上、ちゃんとした状態でご返送する義務があると考えています。
ここまで念入りな作業は不可能でも、オイル交換・ダストシールの交換(工具を使うことなく、指で挿入することが可能です。)・メインシールの交換は個人レベルで行うことができます。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた
ガッツ(がんばれ!)
エア漏れについて フロントフォークとリアショック ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる