セッティングに影響を及ぼす要因

ハンドル   角度・高さ・幅
レバー    マウントする角度
グリップ    形状
ステム    長さ・角度(高さ)
サドル     レール位置(前後)・レールオフセット量(高さ)・形状
シートポスト 長さ・形状(ストレート・セットバック)・レールマウントの位置(オフセット量)
ペダル    クリート位置・クリートマウントの高さ
タイヤ     空気圧・パターン・重量 
リム      重量

簡単に思いつくだけでも、
これだけの要因がサスペンションのセットアップの基本となるサグの設定に影響を与えます。

実はそんなにむずかしい話ではありません。
論理的な思考さえできれば、
これらの要因をセッティングをする場合に効果的に使用することができます。
要は前後の車軸に対する荷重配分が、
これら部品を交換した場合にどのような影響を与えるのかを考えればいいわけです。

例えばステムを長いものに交換すれば、前輪の荷重が増えて後輪の荷重が減ります。
前輪の荷重が増えれば、フロントサスの沈み込み量が大きくなり、
後輪の荷重が減れば、リアサスペンションの沈み込む量も減ります。
この場合にはフロントサスペンションの空気圧やプリロード(必要があればバネレートの変更)を行ってサグの量を調整します。
その後にリアサスペンションのサグの量の変化を記録しておきます。
リアサスのサグ調整が必要な場合には、ちゃんと調整を行ってください。
購入当初は、その後に再度フロントの調整を行う必要がある場合がでてきます。
シーソーのような作業になりますが、前後ともに変化量を記録しておくと、
貴方のバイク特有の規則性を見つけることができます。

この作業の際には一度に二箇所(フロントサスとリアサス)の変更は行わないこと。
またタイヤ空気圧は前後同じ圧に固定しておくことが重要です。

空気圧を上げたり、プリロードを上げたりすれば当然バネが強くなるわけですから、
減衰設定の変更をしなければならない可能性がでてきます。
エアサスは、スチールスプリングと比較すると空気の特性から反発力はあまり強くありません。

この項つづく。