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zoom RSS サスペンション・セッティングのメリット

<<   作成日時 : 2008/11/04 10:40   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 16

サスペンションのセッティング。
「なんかめんどくさそうだな。」
「適当に空気を入れて、ついているダイアルを少し回しておけばいいじゃない。」と思うことはある意味で正解。
仕方のないことだとも思います。
知らないこと、慣れないこと、手間のかかりそうなことをするときには抵抗感がつきもの。
(この習性を意識して積極的に動くようにすると人生変わります。本当。)

「速く走りたいわけじゃないから別にいいじゃん。」
いやいや実は違うところにもメリットが生まれます。
「快適になるんだろ?」
これも正解なのですが、“突き上げ感”がなくなるなどについては既に言及しています。

さて、ほとんどの方がモーターサイクルに乗ったことがあるかと思います。
「原付は思うとおりにコントロールできるのだけれど、中型・大型では原付で得られたような一体感がなかった。」
とお感じになられている方。
とても、いい感性をお持ちです。
では何故か?
「原付は排気量や車体が小さくて精神的にもリラックスして乗れるから。」
これも正解なのですが、一番大きなファクターではありません。

実はバネレートとダンパーの設定が大きな要因となっています。
原付と大型・中型との違いは?
そう正解は“二人乗りできる”という点。
標準的なモーターサイクルはバネレートが約70kg×2+荷物で設定されているのです。
これは車体重量が大きなウェイトを占めているため可能なセッティング。
しかし一人で速く走るためには高すぎるバネレートなのです。
原付は二人乗りをほぼ想定していません。
大型バイクよりもコントロールしやすい理想のバネレートに近い設定になっているのです。
(そのため原付にレース・スピードを求めると、とんでもなく難しい乗物になります。)

マウンテンバイクで同じような状況を想像してみてください。
DHバイクで体重140kgオーバーと同じに相当するバネレートの設定をすれば、曲がらない・衝撃が緩和されないなどの問題が当然でてきます。
マウンテンバイクは車体重量が軽く、前輪から後輪への荷重の受け渡しなどの際に、バネレートや減衰の調整などの影響がシビアに表面化します。

ちゃんとしたセッティングができれば、

@マウンテンバイクが小さく感じられるようになります。
A曲がりやすくなります。
Bブレーキが効くようになります。
C気持ちのいい一体感が得られます。

まだまだメリットはありますが、これについてはまたの機会に。

私は1000ccのバイクを、完全に私専用のセットアップにしてもらって乗ったことがあります。
アクセル一つで瞬時に前後の荷重分布を変化させられるという驚きもありましたが、一番の感動は車体が異様に小さく感じられることでした。自分が数段上手くなったような錯覚。とんでもない快感がありました。

マウンテンバイクはこの快感を比較的低価格で実現できます。
自分だけの、自分らしい、正統なカスタム、ワンオフなマウンテンバイク。
調整機能がついていれば多少面倒ではありますが、出費が0円で実現できます。
週末、少しだけ面倒なことをしてみませんか。

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
そうだったのか!!
モーターサイクル競技(トライアル)出身のワタクシ、市販オフロードバイクを乗せてもらったときの競技専用車との違和感の謎が解けました!

さすがに業界人なのでMTBのセッティングはこまめにやってますが、トライアル競技のころは、まさしく
「なんかめんどくさそうだな。」
で、ストックのままでした。あのころから今くらいのメカに対する知識があれば、もう少し高いレベルまでいけたのかな??
10年ちかく前の昔話ですが・・・。



take001
2008/11/04 13:05
take001さん、こんにちは。
動きが鈍重にお感じになられたと思います。

間違いなくもう少しだけは確実に上にいけたと思います。
でもそれは学校の先生が言っていた
“大人になると、もっと勉強しておけばよかったと後悔するぞ。”
と同じ。(笑
私も若い頃はこうしたことはできませんでした。(爆
大島
2008/11/04 18:08
つい先日まさにこのようなことがありました。
別店舗で2年程前に20万オーバーのフルサスMTBを買われたお客様でした。
お渡しの際にセッティングや方法などして納車した物だったのですが、2年間全く何もしていなかったそうです。理由は街乗りだからというのとめんどくさいから。
タイヤの空気圧も少なかったので空気を入れ、全体のチェックとリアのみエアなのでリアサスをサグだしして帰って頂きました。
30分程するとそのお客様が戻ってこられて、『別もの!こんなに乗りやすかったなんて!』と喜んでいただけました。
調子の悪さはいきなりでなくチョットづつなりますし、何もしなくて乗れてしまうママチャリに乗っていた人からすれば仕方がないことかもしれませんね。
セッティングの重要性をもっと簡単に知って頂ける様にがんばりたいと思います。
OKU
2008/11/04 18:45
OKUさん、こんばんは。
今日はちょっと厳しいお願いです。
>セッティングの重要性をもっと簡単に知って頂ける様にがんばりたいと思います。
これは無理。簡単にならないですもの。(笑
では何をお願いするのか。これはOKUさんでないとできないことです。
喜んでいただけた時の、その気持ちを“仲間”にお伝えください。
仕事は辛いこともあるけれども、金銭以外にお客様からいただける喜びがあることを教えてあげてください。
そしてOKUさんのお持ちのスキルを伝えてください。お願い申し上げます。
大島
2008/11/04 19:30
あははは...
たしかに、そうですね。
がんばります!
OKU
2008/11/05 00:49
OKUさん、こんにちは。
褒められたり喜んでもらえたりすると気持ちがよくなりますもの。
これを味わってしまうといい泥沼にはまり込みます。(笑
是非、がんばってください。
大島
2008/11/05 08:37
大島さん、こんばんは。

1ユーザーにはセッティングは難しいです。
タイムを競っているならばタイムをセッティングの物差しに
出来ると思いますけど、私のようにレース志向でない場合には
「心地よさ、バイクとの一体感」を物差しにすればいいんですよね。

他社の2気室式エアサスのマニュアルを読み返していたら
サブチャンバーのエア圧はメインチャンバーと同じ値から始めて
好みで調整・・・とありました。ここらへんは探り所ですね。
ふるさと
2008/11/05 20:38
いつもためになるトピックスですね!
今回ばかりは読むだけでなく、実際に手を動かしてみたくなりました。

まずは、05FLUXの前後サスの気圧計測。

後ろRP3は柔らか過ぎ
前F100Xは固すぎ。(泣)

特にリアは何度もサグ出ししてWebマニュアルに記載の適正値になんとかなりました。

そして試走。
修正前と比べ、明らかにジャンプのきっかけづくりが楽チンで、コーナーで倒しこんでも怖くなくなりました。
これが一体感というものなのでしょうか。

今まで、標準より固めの方がロスが少ないなどと勝手に決め付けていたのですが、これからはフルサスをきっちり使ってあげたいと思います。
ターナー男
2008/11/05 23:47
ふるさとさん、こんばんは。
>「心地よさ、バイクとの一体感」を物差しにすればいいんですよね。
サグだしは面倒ですが簡単にできるかと思います。
その後はまさにおっしゃるとおり。
快適であれば問題はありません。
大島
2008/11/06 13:17
ターナー男さん、こんにちは。
X系はどうしてもきっかけがつかみにくいと思います。
(最終型はハンドルで押し込めるようになっています。)
スレッショルドを完全開放にすると比較的快適に使用することができるかと思います。
>これが一体感というものなのでしょうか。
多分、それに近いものだと思います。

>標準より固めの方がロスが少ないなどと
ストロークさせた方が自然ですから。

リバウンド調整だけでもかなり変わってきますので、弱めで確認されるといいかもしれません。
大島
2008/11/06 13:23
こんばんは、私も記事を読み返してはいろいろやってみたりしています。
マラソン系フルサスで、適正なサグをとったところ前45PSI、後ろ95PSIとなりました。
フォークの説明書に参考値として書いてあるエア圧はもっと高いようですが、リバウンド側ダンパーの基本的な能力もそれに見合った力に設定されているとしたら、低圧の場合だと全解放でも効き過ぎになりはしないでしょうか。
それとも、こうなることはフレームの設計上折り込み済みで、専用のチューンが施されているのが普通なのでしょうか。
ロミ夫
2008/11/08 00:09
ロミ夫さん、こんにちは。
「参考値」にはハードテイルでの使用も含まれています。また文字通り参考値でしかありません。これは一番初めに目安となる値。何も手ががりがないと作業が大変になるため“スタート”の値の提言とお考えください。
何度も申し上げている通りエア圧で管理するのではなく、サグの量でコントロールするようにしてください。
フロントのストローク量とサグ値がわからないと適切なアドバイスができませんが、45PSIならばリバウンド側が過剰になるほどではありません。
ただフロントに比べてリアが高いような印象をうけます。
セッティングを左右する要因は他にもたくさんあります。一度ポジションを含めて再確認されることをお勧めします。
大島
2008/11/08 09:20
こんにちは、お返事ありがとうございます。
確かにリアの硬さを感じており、釣り合いをとるために、フロントのコンプレッションを強めに設定していました。
どうやらハンドルのポジションに原因がありそうとわかりましたので、ご指摘の通りポジションを含めた見直しをしてみます。
ロミ夫
2008/11/13 14:16
ロミ夫さん、こんにちは。
どういたしまして。
リアが高い→リアの空気圧が高い。と補足しておきます。
不親切な回答で申し訳ありませんでした。
また是非、事後報告をお願いします。
大島
2008/11/13 19:39
こんばんは。ご安心ください、正しく理解しています。
ハンドルをサドルよりも低く設定し(これが原因でケツが痛かったみたいです)、改めて計測したところF:50PSI、R:95PSIとなりました。むむ、あまり変わりませんね。
ちなみにフロントはTALASの130mmでサグ26mm、リアはFLOAT RP23の2インチでサグ0.5インチにしたつもりです。
一人で計測すると、どうしても降りるときに沈み込んでしまいサグが多めに出てしまうような気がします。パートナーが必要かもしれません。
ロミ夫
2008/11/15 00:28
ロミ夫さん、こんにちは。
ハンドル位置が上がって前輪への依存度が低くなっているにもかかわらず、エア圧が5PSIアップ。おかしなことになっていますね。
やはりマニュアルに書かれている通り、お買い求めの販売店さんもしくは友人などのパートナーの助けが必要だと思います。
大島
2008/11/15 11:03
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