ヒントになれば幸いです。(仮)

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zoom RSS プリロードの説明は難しい・・・。

<<   作成日時 : 2009/02/06 19:26   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 12 / トラックバック 0 / コメント 4

エアサスとコイルオーバータイプを頭に入れて話さなければならないのですが、昨日はRP23に偏って書いてしまいました。
少しだけ昨日の項目に注釈を入れておきました。
今日はその補足説明となるプリロードについてです。

エアサス系は空気圧を上げる(サグを減らす)とバネレートが上がります。

コイルオーバー(DHX及びVAN)のプリロードを上げると、作動し始めるタイミングがプリロードによる荷重分だけ遅くなります。同じスプリングでもプリロードの回転数分だけ、ボトムする際の力の大きさが大きくなります。
「バネレートが上がったのと同じでは?」
確かにプリロードを一回転上げるとサグが減りますし、プリロードをかけた分だけ限界も上がります。
最大の違いはサスが動き出す荷重が大きくなること。
プリロードが2回転までなら自然な動きをします。

わかり易いように10回転かけたとします。(現実にこの設定をされている方は珍しくありません。)
プリロード1回転で1mm、スプリングを縮めることができます。
FOX純正の400のバネであると、10mm縮みますから10mm=0.3937インチ。
400×0.3937=157.48がバネにかかっている力になります。
これが2回転なら2mm=0.0787
400×0.0787=31.48がバネにかかっている力になります。

単純に5倍の荷重。この数値以下の荷重(入力)には反応しないと考えてください。

プリロードを10回転かけた状態のDHXは、プリロードが0回転に設定された同じバネレートのDHXが10mmストロークした状態と同じ条件下で仕事を開始することになるのです。
10mm、かなりの仕事量です。それ以下の荷重には反応しません。10mmの荷重を超えた衝撃に対してはじめて仕事をする。伸び側も縮み側も10mmを超えない荷重に対しては、仕事をサボってしまっている状態。
10mmストロークした以上の大きさの衝撃が加わると、いきなり仕事をさせられるダンパーは大変です。
MTB用のダンパーにとって、いきなり157.48の荷重から仕事を始めることは負荷が大きすぎるため、スプリングの対して適切な仕事をすることが不可能なのです。その結果、ダンパーは伸び側、縮み側ともにスプリングの動きを制御することができなくなります。


プリロードは慣れてくると半回転や1/4回転の違いもわかるようになります。
もっと元気よく動いて欲しい。もう少しマイルドに動いて欲しい。
というような高い次元で微調整をするのが本来のプリロードの役目なのです。

今まで2回転以上のプリロードで走っていた方、適正なバネレートに変更するだけで“走り”が大きく変わるはず。
まず路面からの情報量が格段に増えます。
そしてバイクの挙動がマイルドになります。
リバウンド側減衰やコンプレッション側減衰が過多になっていた分を正常値に戻すことになりますから、バネレートを上げても、サスペンションが有効に働くようなります。
発熱量も減りますから、夏場でもタレ難くなります。

低速コンプレッション側減衰とプリロードは仕事の内容が異なります。これについてはまた後日。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
プリロードを掛けても動き始めが硬くなるのはストローク0からの話で、1G状態からの動きはまた違いますよね・・
hn
2013/01/16 23:31
hnさん、こんにちは。

仰る通りで間違いありません。
概念をどう伝えるかで悩んでいたため、タイトルが “プリロードの説明は難しい・・・。 ”としました。
ご指摘の話をこの項で説明しだすと混乱してしまうことや、サスが伸びきってしまう“異常事態”が頻繁に発生するMTBの特性もあり、シンプルにお伝えするためにストローク0を基準にお話させていただきました。
あまりほめられた内容の文章ではないため、後日正しい概念のお話をアップするようにいたします。
ご指摘、ありがとうございました。
大島
2013/01/17 19:02
すみません、挨拶もしていませんでした。
言葉で書くのは難しいですよね・・
ご返信ありがとうございます。
hn
2013/01/26 22:06
hnさん、こんにちは。

実際にはテンションがかかっている状態ですから、動き出しのスピードが速くなります。これを動き始めが硬くなるといった表現でいいのか?という話にも。(笑)
以前よりも理解して頂ける方が多くなってきていますから、本格的な話をしてもいいかなと思いますが、実際にすぐに役立つ内容でないとアクセスして頂けないのも実情。
近日中に、バネ自体の動きと1Gの概念を切り離さない現実的な文章を書くようにします。ありがとうございました。
大島
2013/01/28 20:12
プリロードの説明は難しい・・・。 ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
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