今日は2011 40RC2についてのフィードバック

倒立ダンパーによるバネ下重量の軽減を体感することができる。
その結果、フロントの自由度が増しバイクコントロールが楽になる。
ダンパーの特性も改善されており、衝撃をより少ないストロークで処理することができている。

このライダーは2011仕様のダンパーを2010 40RC2に使用しています。

ハイスピードのコンプレッション、開放から5ノッチから始めたのですが、7ノッチに変更した際、リバウンドスピードが少し遅くなった印象を受けましたが、リバウンドを1ノッチ戻すと元の感じになりました。

最終的にはハイスピード7ノッチ、ロースピード5ノッチ、リバウンド3ノッチ(いずれも開放から)という設定としました。

製品がまだ数本程度の入荷のため、少し早いフィードバックですが、参考になるかと思います。

リバウンド減衰設定が多分皆さんよりも弱めな設定だと思います。
このライダーも高速区間が好きなタイプ。
これくらいの設定にしないと、上の区間での突き上げ感が我慢できなくなります。

このライダーは、リバウンドをもう1クリック足して
「上で我慢、下の区間でコントロールに専念することのできる余裕を持つ」のが吉。

下の区間では足りないリバウンドを、体を使ってカバーをしているのですが、集中力が持続できなくなってくるとミスを犯しています。

若いときには当たり前にできていた5分間強の完全集中(ゾーン)ができなくなる。
悲しいかな、これは紛れもない事実。
これを認識することによって、その欠点をカバーするようにしてください。
若いライダーは貪欲で全ての区間を速く走ろうとします。
その結果、シングルトラックでは小さなミスを連発していますが勢いで乗り切っているのが実情。

OLD, BUT WISE !  でいきましょう。
(意訳:年寄りだけれども、したたかだぜ!)

「上の区間は流せ!」とは言いません。無理ですもの。(笑)
リバウンドを一つ足すことによって、上の区間での限界スピードを落としてください。
上は抑えて、下ではタイムを絶対に落とさない。
これで若いライダーに十分太刀打ちできるはずです。

昨日のライダーと良く似たセッティングなのですが、今日のライダーの方が速く走ることができるセッティングです。


複数のライダーからのレポートをチェックしながら

“走ることのできる速さの度合い”によってセッティングは異なってくる。

ということを改めて認識させられました。

例えば、荷重移動が遅れフロントを極端に沈めてしまうライダーはハイスピード側のコンプ(HSC)の設定が、速く走ることのできるライダーよりも、強めの設定になるはずです。
必ずしも速いライダーのコンプレッション設定が強めになっているわけではありません。

またハンドルでバイクを押さえ込むことのできる上半身の筋力を持っているライダーは、ロースピード側のコンプ(LSC)を強く設定することによって、車体の余分なピッチングを抑えたり、前後輪間の荷重の受け渡しをマイルドにしたりすることができます。


頑張る必要はありません。コントロールを楽しんできてください。


う~ん、ライダーさんからのレポートの返事みたいになってしまった。(笑)