ロースピード側のコンプレッションの設定度合い

今日はフロントとリアのどちらにも当てはまる記事内容となっています。

コンプレッション調整ができるサスペンション、ハイとローの区別がついていない製品のほとんどはロースピード側の調整となります。

ブレーキング時の沈みこみ
コーナーリング中のピッチング制御
ペダリング時の沈みこみなど、

衝撃以外の入力による過度な動きの制御が目的の機能と考えてください。

オイルの流れを制限することによって、その機能を生み出しています。つまりサスペンションを全体的に動かさない方向に持っていく調整であり、ハイスピード領域を除いたストローク全域に対して影響が発生します。
動いて欲しい領域にまで影響を与えてしまうため、ロースピード側のコンプレッション調整は必要最低限の設定が望ましいと考えます。

フロントもリアも適正なサグが得られる範囲で、エア圧を上げるなりバネレートを上げるなりして対処することが最初に行う正しいアプローチです。

サグが前後とも正しい範囲に納まっていることを前提とした現在のFOX製品であれば、過剰にロー側コンプレッションを設定する必要はないと思います。

RC4の場合、プースト圧は150で固定。サグが取れたのならば、あとは0~5クリックでロー側コンプレッションを設定。ボトムアウトでダンパーシャフトの動き方の大まかなデザインを決め、ハイ側コンプレッションで衝撃を受けた際のシャフトの動きを制限していけば、比較的簡単にセッティングが出せると思います。

どこの動きを抑えたいのか、どこで動いてほしいのか、これを解決する方策がセッティング。
乱暴な言い方をすれば、正しいサグ設定が行われた状態でサスペンションの動きに対して不満がなければ、改めてセッティングで悩む必要はありません。