ヒントになれば幸いです。(仮)

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zoom RSS では減衰の設定は?

<<   作成日時 : 2012/02/13 13:58   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 29 / トラックバック 0 / コメント 8

先日ストローク量の15%〜25%がサグのレンジというお話をいたしました。
今日はそのレンジに合わせて、減衰をどのように調整すればいいのかについてのガイドラインをお伝えしたいと思います。

ダンパーで発生させている減衰とは一体何なのか?
コイルスプリングの場合、一旦縮められたスプリングはその運動エネルギーを消費するまで、伸びたり縮んだりという運動を繰り返します。(両側を固定するなどの条件があります。昔お話した“びょんびょん”と上下動を繰り返している八百屋さんの釣り銭カゴを思い出してください。)
車体を不安定にする、この運動をいち早く打ち消すための仕事を減衰は行なっています。
コンプレッション側減衰はスプリングが縮む際にそのエネルギーを消化し、リバウンド側減衰はスプリングが伸びる際のエネルギーを消費する役目を担っています。

一般にスプリングレートがあがると、減衰を強く設定する必要が出てくることは理解していただけると思います。ただボトムさせたくないが初期にスムースなストロークが欲しい場合、車体の軽い自転車ではコンプレッション側減衰の設定が単純ではなくなります。
コイルスプリングのサスペンションの場合、プリロードを上げることによってバネを動き易くすることが正しい解決方法の第一歩なのですが、プリロード機能をもたないエアサスペンションの場合、コンプレッションを弱めに設定することで対応するケースが多いはずです。(エアスプリングの場合、圧縮された空気は元の状態に戻れば再び縮もうとしない点がコイルスプリングとは異なります。テニスボールの軟球を握ってそれを確認してきてください。つまりコンプレッション側の減衰設定をコイルスプリングのサスペンションよりも弱く設定することができることで、この対処法が可能となっているのです。もう一つの理由があるのですが後述いたします。)

エアサスペンションの場合、サグを少なくすればバネレートが上がり、サグを多くすればバネレートは下がります。先程お話したエアスプリングの特性のため、リバウンド側減衰の設定はシンプルです。サグを少なくすれば、強めの設定になりますし、サグが大きくなれば弱めの設定になります。

コンプレッション側減衰も基本的には同じなのですが、エアスプリングでは少し事情が異なってきます。
コイルスプリングではサグも一種のプリロード的な役割を果たしているのですが、エアスプリングでは圧が上がる程、動き出しの際に必要な力が大きくなってしまう影響を受けます。
(ストロークの際、その動き出しの手助けをするため、ネガティブスプリングという部品が使用されています。ネガティブスプリングはエアスプリングの設定空気圧が上がれば上がるほど圧縮され、ストロークする際に圧縮された力を解放しながら伸びる仕組みになっています。)

エアスプリングの場合、コンプレッション減衰設定はサグが少なくなれば弱く設定し、サグが多くなれば強く設定するケースが多くなると思います。


*この項では基本的にスロー側コンプレッション設定をお話しています。
またコイルスプリングであっても、負担する荷重が異なる前後ではセッティングの傾向が若干異なってきます。
今回は概論ということでご容赦願います。


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
大島さんこんにちは
2006の36フォーク所有者です
ここ数年バイクから遠ざかっていたのですが、久しぶりに乗る機会がありまして、この際強引かつ本格的に山復帰を考えています
そこでふと思ったのですが、現行と06でロアーレッグの互換性はあるのでしょうか?
現行がレバーだけでキュキュっとホイル固定しているのを目にすると、HEX組(と言っても私だけ)はどうしても指をくわえてしまいます
実質、数分の差なんですけど・・・
仮に互換有りとして、ロアー単体購入は可能でしょうか
宜しくお願いします
X号重
2012/02/27 11:03
X号重さん、こんにちは。

FOXはモデルイヤーで5年間がサポート期間となります。そのため2006年モデルに関してのサポートは終了いたしております。

部品互換はありますが、クラウンとボトムが色違いになってしまうと思います。2006年モデル、多少の不便は覚悟して頂き、使い倒してから、新しい製品を購入されるのがベターであると考えます。
以上、よろしくお願いいたします。
大島
2012/02/27 20:28
大島様
いつも、お世話になっております。
「2012 36 VAN 160 RC2 FIT 20QR BLACK」のオーバーサイズもしくは、テーパードの在庫は、現在ございますでしょうか?また、購入の際に、ストロークを150mmへ縮めての出荷は可能でしょうか?ご回答頂ければ幸いです。
LONG
2012/03/15 22:11
LONGさん、こんにちは。

オーバーサイズの在庫はございます。
また該当するする機種はストローク量の調整はできません。
以上、よろしくお願いいたします。
大島
2012/03/16 13:02
大島様
お忙しい中、ご回答いただき、ありがとうございました。
LONG
2012/03/16 18:03
LONGさん、こんにちは。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。
大島
2012/03/19 19:18
08 36talas160のサグ出しを久々に時間をかけてやったのですが通常の乗車姿勢ではやっぱりピクリとも動きません。プロペダル?と減衰は全開放です。
装備時体重60kg程度であり、20psiまでエアを下げて、ハンドルに胸を押し付けてようやく動く有様。
しかし、平らなアスファルトで漕いだだけで8割位ストロークしてしまいます。
40RC2でもソフトスプリングにしているのですが、静止時には殆どストロークしません。軽く漕いで回るとそれなりにサグが取れている事が分かります。
フロントフォークはサイドスラストがかりやすくシールの影響もあり静止時にはサグが出ないのではないかと思われます。「本当の」サグの出し方を教えて下さい。
AAA
2012/05/01 00:15
AAAさん、こんにちは。

本日、5月1日分のお題で回答させていただきました。
宜しくお願いいたします。
大島
2012/05/01 20:19
では減衰の設定は? ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
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