最新のDHバイク、突き出し量は25mmから減らす方向で調整してください

08 36talas160のサグ出しを久々に時間をかけてやったのですが通常の乗車姿勢ではやっぱりピクリとも動きません。プロペダル?と減衰は全開放です。
装備時体重60kg程度であり、20psiまでエアを下げて、ハンドルに胸を押し付けてようやく動く有様。しかし、平らなアスファルトで漕いだだけで8割位ストロークしてしまいます。
40RC2でもソフトスプリングにしているのですが、静止時には殆どストロークしません。軽く漕いで回るとそれなりにサグが取れている事が分かります。
フロントフォークはサイドスラストがかりやすくシールの影響もあり静止時にはサグが出ないのではないかと思われます。
「本当の」サグの出し方を教えて下さい。(原文まま)

というご質問をいただきました。

確かに体重が軽い方はサグが出しにくいと思います。
08 36TALAS RC2であると思われますが、まずはオーバーホールの履歴をお教えください。
08はエアスプリングを疑似的にコイルスプリングと同じような動きをさせるために空気室を2つに分け、その片側にかなりの空気圧が充填されています。以前お話させていただきましたが、その圧力を下げることによって若干ですが動き易くさせることが可能です。

バイクの年式・メーカー・機種名がわからない状態でお答えしなければなりませんが、先に40RC2の件から、お答えしたいと思います。

「フロントフォークはサイドスラストがかりやすくシールの影響もあり静止時にはサグが出ないのではないかと思われます。」
要はフォークにかかる力が逃げてしまう、またシールの抵抗もあって沈み込まないのでは?ということであると思います。

貴殿よりも体重の軽いライダーのお手伝いをしていますが、サグはきちんと取れています。
実はご質問自体が既に回答を暗示しているパターンなのです。

性能はワールドクラスの40RC2。しかし取り付けに関しては、数年前のバイクにも取り付けることができるように汎用性を持たせてあります。そのため最新のバイクに取り付ける場合には突き出し量を多めにとる必要があります。(フレームや年式によってヘッドアングルが異なることなどもあり、先日の突き出し量のお話の際には0からのスタートと書きました。)

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写真の2011 TURNER DHRの突き出し量は25mm。


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ダストシールの上からロワークラウンの下側までの長さが8.5インチあるため、8インチトラベル設定でも使用可能な状態です。

突き出し量を多くすることによって前輪に力がかかりやすくなっています。
(インテンスのM9あたりでも25mm程度の突き出し量は必要であると思います。)

ソフトスプリングは何色でしょうか?
標準は青、一つ柔らかいものが紫、一番柔らかいものが黒になります。
黒をお使いでリアのサグがきちんと規定範囲内に入っているのならば、間違いなくサグを得ることができると思います。

さて36TALASに話を戻します。
折角のTALAS、トラベルを100mmに設定してみてください。これは突き出し量を増やしたことと同じ。サグはどう変化したでしょうか?

「サイドスラストがかりやすく」
かからなくなる方法を、きちんと考えることが回答への近道であったと思います。