DHX RC4 ボトムアウト設定について

オーバーホールの依頼を受けたリアショックユニットは分解前に設定状態を確認しています。

リバウンド側減衰やコンプレッション側減衰設定については、以前よりも正しい設定になっているものが多くなってきました。
気になるのがボトムアウト設定。締め込み過ぎのものが多いような気がします。

ダンパーシャフトがダンパーボディ内に入っていくと、その容量分だけのオイルがリザーバー側に流れ込み、空気とオイルを隔てているフローティン・ピストンを押し上げます。その空気が入っている部分の容量を変化させることができるデバイスがボトムアウトになっています。

ブースト圧と呼び管理している、リザーバー内空気圧設定の推奨値は150PSI。
その容量をコントロールするわけですから、内圧が高くなれば高くなる程、その影響はビビットに反映するようになっています。

横剛性を稼ぐためにダンパーシャフトの外径がかなり太くなっています。そのためオイルの移動量が多くなっているため、一気にストロークした場合、ボトムアウト設定が2回転以上になっていると中間域から後半にかけてのストロークが少なくなり、ピーキーな感じを受けるはずです。

結論として、速く走るためにはボトムアウト設定は1回転半までで。
普通のライダーであれば、開放から0.5回転~1回転締め込みまでの設定でOK!

これ以上の締め込みが必要な時はボトムアウト設定ではなく、ブースト圧を上げるようにして下さい。
ブースト圧を125PSIに設定してボトムアウトを一杯に締め込むのではなく、ボトムアウトを1回転にして150PSIにした方が良い結果を得られます。