ヒントになれば幸いです。(仮)

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zoom RSS リアサスの設定、多分目から鱗だと思います。

<<   作成日時 : 2013/03/25 19:39   >>

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まずは基本的な知識。
リバウンド側減衰、低速域(シャフトのストロークスピード)ではダンパーシャフトに開けられた穴からオイルが流れ込み、ピストンボルトの先端の穴から排出されます。ストロークすることによって圧縮される場合、オイルはピストンボルトの穴から入り込み、シャフトの穴から排出されます。オイルの流れが逆になるわけですね。


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リバウンドダイアルを回すと写真下側のニードルが押し下げられます。ニードルの先端部がシャフトの開けられた穴を遮ります。穴を小さくすることによってオイルの流入量が減り、ピストンが戻ろうとするスピードを落とすことができる仕組み。

リバウンド側減衰を大きくするため、シャフトに開けられた穴を小さくすることによってオイルの流量制限を行っています。リバウンドを発生させているオイルの通路はダンパーが圧縮される際にも使われています。
つまりオイルの流速が圧縮時にも制限されてしまうため、低速コンプレッション側減衰的な力が副作用として発生し、ダンパーシャフト自体をストロークし難くしています。


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リバウンド側減衰の設定を強くすれば強くするほど、それに比例してコンプレッション側減衰的な力も大きくなります。ただこの力を定量的に使用することはできません。大きくシャフトがストロークすると、ピストンに設けられた別のオイルの通路が出現するため、リバウンド側減衰設定によって生まれたコンプレッション側減衰がほぼ無効化されてしまうためです。

初めにリバウンド側減衰設定を強めに行ってしまうと、副作用によって生まれた低速コンプレッション側減衰的なものが邪魔をして、本来強めにかけたい低速コンプレッション側減衰の設定が弱くなってしまうのです。
これをきっかけに、暴れるバイクをリバウンド側減衰を更に強くして抑えつける、というような対症療法的な設定を行ってしまう方が多いようです。


どうしてリバウンド側設定が強くなってしまうのか?
それはサグの設定量が十分ではないから。

では、なぜサグの量が増やせないのか?
サグの量を増やせば、路面追従性が向上することはわかっているのだけれども、それを御すことのできる脚力がない。そのため少ないサグ設定となり、それに対しても効果的なリバウンド減衰を得るため、リバウンド側減衰を強めに設定してしまう。
結果、ダンパーシャフトの動きが鈍重になってしまう。

シャフトスピードが強すぎるリバウンドに負けた状態ですから、ストロークしたシャフトが戻りきる前にギャップなどの連続した衝撃を受けるとボトムしやすくなります。
そのためハイスピードのコンプレッション側減衰設定を強くしたくなる。
更にダンパーの動きにメリハリが無くなってしまう。

この循環にハマってしまっているライダーは珍しくありません。


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ストロークすると、ダンパーシャフトがダンパーボディ内に入ってきます。
その容量分だけのオイルがリザーバーに流れ込みます。そのオイルの流入量をニードルで調整してロースピードのコンプレッション側減衰を安定的に作り出しています。
ハイスピードのコンプレッション側減衰は、ロースピードでの処理できない量のオイルを、入力された力に応じてバルブリーフを段階的に開くことによってエネルギー変換を行うことによって発生させています。

流れ込んだオイルは、更にリザーバー内にある、空気とオイルの隔壁となっているフローティング・ピストンを押し上げます。圧縮される空気のブースト圧(空気圧)とボトムアウト(容積)を調整することによって、フローティング・ピストンの動きをコントロールすることができます。これによってダンパーの特性を変化させることが可能となっています。


泥沼から抜け出すためには、以下の順番で設定を行ってください。

サグを正確に設定する。*
ボトムアウトを含む全ての設定を、一旦全て開放にする。
ブースト圧を150PSIに設定する。
LOコンプの設定(5クリックは入れてください)。
リバウンドの設定(スプリングレートにもよりますが、開放から締め込んでいくようにして下さい。)
HIコンプ調整、以前よりも軽めの設定になれば問題ありません。
ボトムアウトは最後に調整して下さい。

*コースとの兼ね合いもありますが、速く走りたいのならサグの設定値は15%〜25%の間で行ってください。


まずはLOコンプの活用とリバウンドを抜くところから。


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コメント(8件)

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開放から何クリック、という表現ですが、全開放した最初のクリックは0と数えるのか1クリックと数えるのか、ゼロポイントはどこにあるのでしょうか?
モーターサイクルは、メーカーによって違ったように記憶しています。
951
2013/04/14 11:44
951さん、こんにちは。

全開放した際にもクリックで止まります。これを最初のクリック数とするなら、ここがゼロポイントになります。
表記が「全開放から1クリック」なら1クリックするまで回してください。セロポイントを意識する必要はありません。
以上、宜しくお願い致します。
大島
2013/04/15 12:24
大島さん、こんにちは。

こちらでまずかったらすみません。NHKのMEGAQUAKEVを見ました。東日本大震災では場所によって揺れの大きさが全く違っているのに驚きました。そして最後に制震用の油圧ダンパーが設置されるのを見て「どうやって特性をセッティングするんだろう?」と思いました。
ぷるさと
2013/04/15 19:00
ぷるさとさん、こんにちは。

建物自体の固有振動数をバネと考え、ダランベールの原理(カウンターで加速度を与えてチャラにする。)に基づき、アキュムレータ(蓄圧器)を使用したダンパーで制御するって感じです。各フロアごとの動きを制御していき、建物全体の動きを抑えるような仕組みのようですよ。
大島
2013/04/16 21:16
大島さんこんにちは!
全開放はクリックで止まるとの回答がありますが、自分は「あっ!これより回したら壊してしまう!」って所まで回して、そこから締め込み方向に少し戻しクリック感がある場所を1クリックとしてます。まず全開放の最後がクリック感で止まらないのは問題無い状態でしょうか?それと、クリック数を数え始めるのは先の方への回答を解釈すると、自分がゼロポイントを決めて締め込み数を調整していけばいいと言う事でしょうか?
アキ
2014/02/03 16:23
アキさん、こんにちは。

一杯に緩めた場所も、最初のクリックの部分も機械的には同じ全開となります。そのためクリックで止まるとしました。当然、問題ありません。ここのクリックを0ポイントとしてお考えください。
大島
2014/02/03 20:43
以前から回しきった所と少し戻したクリック感の有る所の事が気になっておりましたので非常にスッキリ致しました!
ありがとうございました。
アキ
2014/02/04 12:02
アキさん、こんにちは。

こちらこそ、ありがとうございます。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
大島
2014/02/04 20:02
リアサスの設定、多分目から鱗だと思います。 ヒントになれば幸いです。(仮)/BIGLOBEウェブリブログ
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