2015 36 FLOATシリーズ ダンパーサイド 日本語マニュアル

リバウンドの調節

リバウンドはフォークが圧縮した後に伸びる速度を制御するための機能です。

画像
赤のリバウンドアジャスター(=ノブ)は、右フォークレッグの下部に位置しています。
FOXは2015年モデル36FLOATのリバウンド側減衰設定について、完全に締め込んだ後(ダイアルに対して時計回り)、13クリック緩めた(反時計回りに)ところからセッティングを始めることをお勧めします。

リバウンドは、フォークが圧縮した後に伸びる速度を制御します。ノブを時計回り(イン)に回すとリバウンドが遅くなります。ノブを反時計回り(アウト)に回すとリバウンドが速くなります。リバウンド側減衰調整だけは、サグを測定し最適な空気圧に設定した後に調整する必要があります。

1. RC2アジャスター(コンプレッション・アジャスター)を、HI・LO共に全開の状態(反時計回りに一杯緩めた位置)に設定します。
2. リバウンドアジャスターを全開(反時計回りに一杯に回した状態)に設定し、フォークを圧縮、その戻りスピードを感じるところから始めます。
3. 赤いリバウンドノブを時計回りに締め込むことによって、速く戻るがトップアウトはしない状態までリバウンドダンピングを増やします。(この位置が時計回りに完全に締め込んだ状態からから13クリック反時計回りに回した位置の付近になります。)

トップアウトはフォークがあまりにも速く伸びるため、伸びきった際に急停止するために感じます。(小さな衝撃を感じたり、ノイズが聞こえたりするはずです。)適切なリバウンド設定によってトップアウトを避けるようにして下さい。



RC2 低速側及び高速側のコンプレッション・アジャスターの設定方法

高速側と低速側コンプレッション・ダンピング、それぞれの設定が可能になっています。

2015年36 FLOATは、新たにチューニングされたFIT RC2ダンパーを採用しています。

FOXは、低速側コンプレッション・アジャスターを完全に時計回りに締め込んだ状態から反時計回りに13クリック戻した位置、高速側コンプレッション・アジャスターを完全に時計回りに締め込んだ状態から、反時計回りに18クリック戻した位置からセッティングを始めることをお勧めします。
フォークに慣れてきた頃、必要に応じ低速側及び高速側コンプレッション・アジャスターを操作し、それぞれのダンピング(減衰)の増減を行い、ご自身に最適な設定を見つけるようにして下さい。

様々なタイプの衝撃に対して圧縮される過程においてフォークがどのように反応するのかを低速側及び高速側コンプレッションを調整しコントロールします。あなたのライディングスタイルや走行する場所に適したフォークチューニングするために低速側及び高速側コンプレッション・アジャスターを調整するようにして下さい。


低速側コンプレッション

画像
低速側コンプレッション・アジャスター(ロースピード・コンプレッション)はゆっくりと圧縮されたときのフォークの反応を制御します。この調整は乗り手の体重移動(重心の移動)、ブレーキによる沈み込み、Gアウト(遠心力など重力に起因する様々な影響)、および他の遅い入力に対してフォークの反応を調整する際に有効に機能します。
低速側コンプレッション・アジャスターを時計回りに締め込んでいくと低速側コンプレッション減衰が増加し、ゆっくりと圧縮された際にフォークが堅く感じるようになります。低速側コンプレッション・アジャスターを反時計回りに回していくと、低速側コンプレッション減衰が減少し、ゆっくりと圧縮された際にフォークが柔らかく感じるようになります。



高速側コンプレッション

画像
高速側コンプレッション・アジャスター(ハイスピード・コンプレッション)は急激に圧縮されたときのフォークの反応を制御します。この調整は、大きな衝撃、着地、そしてスクエアエッジ状のバンプなどに対し、フォークの反応を調整する際に有効に機能します。
高速側コンプレッション・アジャスターを時計回りに締め込んでいくと高速側コンプレッション減衰が増加し、急激にフォークが圧縮された際に堅く感じるようになります。高速側コンプレッション・アジャスターを反時計回りに回していくと、高速側コンプレッション減衰が減少し、急激に圧縮された際にフォークが柔らかく感じるようになります。