速く走ることができるようになる方法

完全ではありませんが、やっと言葉にすることができそうです。

水泳でも陸上でも、いい結果を残すためには練習やトレーニングが必要であることを否定するつもりはありません。筋力や心臓のトレーニングは不可欠です。
では何を行えばいいのか?答えは『何もしないこと』。
禅問答みたいですが、これが真理なのです。

筋肉が上手く動こうとする際に邪魔になるのは『欲』。
速く走りたいと願えば願うほど、余分な力が入ります。当然、筋肉は最大限の効率を発揮することができません。ライバルを意識すればするほど、理想の体の使い方から遠ざかり、余計なところで限られた心拍数までも浪費してしまうことになります。

乗馬の障害飛越競技などは『馬の邪魔をしない』ことに尽きます。
頭のいい馬に至っては行きたい方向を指示するだけ。飛越のきっかけさえも必要としません。鞍上で重心位置さえ正しい位置で保持することができていれば、馬の邪魔をすることなく、馬への負担も軽減できるため、結果は後からついてくるそうです。

MTBに当てはめて言い換えます。
『バイクが動こうとする邪魔をしないこと。』
他人を意識したり、『速く走りたい』などの欲があったりすると、余分な力が入って動作や判断が遅れます。動作が遅れればバイクの邪魔をすることになります。

『バイクの邪魔をしない』ダニーの走りをご覧いただくと、よくわかると思います。バイクの行きたい方向と自分の行きたい方向を一致させる作業を淡々と行っています。

ジャンプなど、現在のMTBは車体が自発的にきっかけを作ることはないため、ライダーが適切な重心移動を行わなければなりませんが、慣れたコースでは無意識のうちに体を動かすことができます。
極端に集中することができている上級者の場合、視覚から得た情報に対し、脳や意識を介さずに適切な判断とアクションを行うことができるゾーンと呼ばれる状態に入ることがあります。今回の九島 勇気(玄武 / MONDRAKER)は意図的にゾーンに入ることができていたようです。
他人を意識した状態ではゾーンに入ることはできません。自分の心の中で帰結していることが重要なのです。

我々のような一般的なライダーも、『今バイクがどんな状態なのか、何を欲しているのか、どのように体を動かせばいいのか』を頭をフル回転させることによって理解し、バイクの邪魔をしないようにする。それが速くなる近道なのです。



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