エアボリューム・スペーサーの設定上の注意

エアボリュームスペーサーの調整が、ちょっとしたブームのようで、普段注文の来ないエアボリュームスペーサーを連日出荷させて頂いています。

調整する際に忘れないようにして頂きたいのは、サグを正確に設定して頂くこと。FOXからリコメンドされている数値の範囲内で調整を行ってください。ダンパーの性能との整合性をとる上で、非常に大切なことなのです。

エア圧を下げても、あなたの体重が変化しない限り、感覚的な柔らかさを得ることはできません。
ストロークし易くなった分だけサグが多くなり、空気室の容量が減少するため、硬さを感じやすいピーキーなバネ曲線の設定になります。

36/40のHSC/ LSCになると、更にややこしい話になります。
エアボリュームスペーサーを増やした。少し腕にくるのでHSC(ハイ スピード コンプレッション)を緩める。これが逆効果になる場合が多いのです。

理想のセッティングはHSCの効果によって、十分にストロークスピードが落ちた状態で、ボリュームスペーサーによる設定の影響を受けるようにします。
HSCが弱すぎる設定であると、ストロークスピードが落ちないまま、入力スピードに対する圧縮限界を迎えることになり、突き上げ感が発生してしまうことになるわけです。