HSRの設定方法

2019年モデルから採用されたGRIP2ダンパーには、新たにHSRの調整機能が追加されました。

HSR(High Speed Rebound)は、LSR(Low Speed Rebound)とは違って押しただけでは、その性質上体感し難いものなのです。
何故、必要なのかをまずはシンプルご説明を。
あっ、そうそう。誤解なさっている方がいらっしゃるといけないので、老婆心ながら補足説明を。
HSR、走行する速度が速い時に機能するリバウンドではなく、速い衝撃の入力に対して反応するリバウンドです。
高いところから飛び下りた時などに機能します。

滑りやすい低速コーナー、しかもウエットで苦手意識がある。リバウンドを遅く(=強く)設定したいけど、高速走行を強いられるガレ場で突き上げ感がひどくなる。

この悩みを解決してくれるのがHSR。
LSRのみであると、低速コーナーとガレ場、間をとった設定にしなければなりません。
HSRは、別の回路で作動しますから、低速コーナーとガレ場、それぞれにリバウンドの設定が可能になるのです。
LSRはピストンシャフトが戻る際のオイルの流量制限をしますが、HSRはその流量制限を、別の回路を使ってオイルを流すことによって無効化することができる機能なのです。
高速走行時には素早くインナーチューブを戻さないと、次の衝撃に対処することができません。そのための機能なのです。

わかりにくいけど、実効性がありそうだな。でも設定、難しそうじゃん。
簡単な解決方法があります。マニュアルの推奨設定に従って設定すれば、その恩恵に預かることができますよ!
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