GRIP サスペンションの調整

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FOXのサスペンションは他メーカーさんのサスペンションよりも良く動きます。これは自転車用のリアサスペンションのALPS4をリリースしてから、試行錯誤の末にたどり着いた結果なのです。

フロントサスペンションの場合、他メーカーからXCOモデルのSC(Step Cast)に交換されたお客様は15%のサグで設定を行っても『動き過ぎる!』とお感じになられるはず。
最初にエアボリュームスペーサーを入れたくなるのが人情なのですが、体重が標準に近い方ならば、その前にコンプレッションを調整する作業を行ってください。
例えば、GRIPならば、トップキャップのレバーを使って調整を行います。
このレバーは、オイルが流れる開口部の大きさを、ネジ山を使って『蓋』を上下させることによって調整しています。
緩めれば(左回りに一杯にすれば)、全開のオープンモード。締め込む(右回り一杯)にすることによって、開口部に蓋がされ、ロックアウトに近い状態になり、このレバーは180度前後回すことができます。
モデルによってレバー操作にクリック感があるモデルとシームレスで回るモデルが存在しますが、全開から全閉の区間もオイルの開口部の大きさは変化し、コンプレッションも変化します。つまり『全開と全閉だけの使用では勿体無い!』のです。ブレーキング時の沈み込みとペダリングによる上下動をある程度制御され、下りのセクションで恐怖感を感じないポイントを、自分なりの感性で見つけて下さい。そのポイントを、ペイントマーカーやマジックを使って、クラウンとレバーに印をつけて、初期のコンプレッション設定として下さい。あとは走行する環境に合わせて、レバーを印のあるポイントとロックアウトのポジションとの間で操作を行い、お楽しみください。
FOXの調整機構は至ってシンプルな構造ですから、正確に、効果的に調整することができます。
これは今シーズンから登場したMARZOCCHI のBOMBERシリーズも同じ。難しく言えばロースピード側コンプレッションを自由に設定することできますよ。