ふくらはぎの張りをともなう痛み

齢を重ねてくると、ライドの翌日(翌々日の場合も)、どれだけストレッチをしても、ふくらはぎの張りや痛みが取れないケースがあります。(若い選手であっても、ハードなトレーニングを行っている方には有益な情報かと思います。)

原因はリンパ液の滞留と考えられます。
リンパ液の役割には排泄運搬機能と免疫機能があります。残念ながら哺乳類にはリンパ液を駆動させる心臓のような器官はなく、骨格筋の収縮によって一定の方向に流れるようになっています。一般的には運動不足や疲労で免疫力が低下すると、リンパ節の働きが追いつかず老廃物やたんぱく質が溜まると『むくみ』や『腫れ』が生じるのですが、運動によって処理能力を超える老廃物やたんぱく質が生じてしまうと、同じような痛みを伴う『むくみ』や『腫れ』を起こします。

ではどうすれば楽になれるのか?
両手の指先を使って、膝の裏側を、痛みを感じる手前位の力で圧迫するようにして押します。5秒程度押して放す。これを6セット。そのあとアキレス腱を、親指と人差し指を使って下から上に揉み上げます。更にむこうずねを両手の手のひらを使って押し上げ、同じようにふくらはぎを押し上げてください。最後に再び膝の裏側を押します。これで痛みとハリが緩和されたはず。(緩和しない場合、血管のつまりなどが考えられます。その際には迷わず病院へ。)そのあとにアキレス腱やふくらはぎをストレッチで伸ばしてみてください。ストレッチの効果が表れるはずです。
鼠径部(太ももの付け根、前側)を圧迫するマッサージもリンパ液の滞留を改善する効果があります。

立っていた時間が長かった時のふくらはぎの張りにも有効です。
けがをしている個所に近いリンパ節を同じように圧迫すると治りが早くなるはずです。(リンパ系で検索してみてください。)