EVOLと昨日の補足

EVOLは、ネガティブ側の容量を大きくすることで、動き出しのスムースさを生み出しています。なぜ容量が大きくなるとスムースに動くのか?

それはストロークすることによってポジティブ側の気室が圧縮されると、メインシールの反対側に位置するネガティブ側の気室容量は自動的に増えることになります。つまりネガティブ側の空気が強制的に引き延ばされ、膨張することになります。容量が大きければ、同じ距離を移動するのならば、膨張率を少なくすることができるわけです。

ネガティブ側とポジティブ側の内圧の差が大きな場合、ストロークさせるのに一苦労します。ネガティブ側とポジティブ側の圧力が等圧になれば、比較的簡単にストロークさせることができます。

スタックダウンはストロークした際、ポジティブ側の気室が小さくなり、ネガティブ側が大きくなった状態において、ポジティブ側から一気にネガティブ側に空気が流れ込むことにより等圧となり、気室容量が逆転してしまった状態なのです。等圧になっているのですから、ポジティブ側に対して従来の設定空気圧以上に加圧しないことにはネガティブ側を縮めることはできません。また、この状態では絶対的な減衰力が不足することになります。

エアサスの動き出しが重かった理由は、接触することによってシールしている部分の抵抗が大きかったことも大きな原因です。シールの材質やカシマコートによってスムースな動き出しを得ることが可能となり、よりリニアに近い特性を得ることになりました。

昨日のオーバーラップについての捕捉です。

マウントされる二か所と赤い二つの矢印で表示した接触面との距離が均等に近いほど、横からの力に対して強くなるわけです。二つの赤い矢印の間が狭いと…。
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