EVOLと昨日の補足

EVOLは、ネガティブ側の容量を大きくすることで、動き出しのスムースさを生み出しています。なぜ容量が大きくなるとスムースに動くのか? それはストロークすることによってポジティブ側の気室が圧縮されると、メインシールの反対側に位置するネガティブ側の気室容量は自動的に増えることになります。つまりネガティブ側の空気が強制的に引き延ばされ、…

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オーバーラップ

上の写真の2つユニットを分解して一つのユニットを製作。 SV、メトリック、リモート。ラインナップされていない条件が盛りだくさんですから、こうした作業が必要になります。 左側のユニットが2021年モデル。右側のユニットが2018年モデルのユニット。ストロークすると隠れる部分をボディと呼びます。露出している部分の…

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Digressive(ディグレッシブ)とProgressive(プログレッシブ)について

ディグレッシブは入力スピードに応じてコンプレッション側の減衰が二次曲線的に増えていくプログレッシブの反対。入力スピードに対して常に一定に近いコンプレッション側の減衰を発生させる特性です。 アフターマーケットで販売されるFOXのリアショックはこのどちらでもないLiner(リニア=直線的。正比例のグラフをイメージしてください。)に…

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XCOフルサス用リアユニットのセッティング

イメージしやすいよう実際のケースを参考に使ってお話します。 190mmで40mmストロークのXC用ユニット。 サグは25%の10mmにセットします。 これはマスト。ただ柔らかい感覚を知るために30%の12mmも体感しておいてください。 日本のライダーさんが、やりがちな間違いは『硬めが好みだから空気圧を高くする。』…

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2021 32 Step Cast

2017年にリリースされた32FLOAT SC。 変わっていないように見えますが、2017年のファーストロットと2021年モデルとでは同じ部品はクリップ、ボトムナット、操作系のパーツぐらい。 ダンパーカートリッジは毎年変更されていますし、同じように見えるクラウンアッセンブリー(CSU)なども2019年と2020年に変更されて…

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エアピストンシャフト 注意点

エアピストンシャフトをインナーチューブから取り外す際、固定のために使用されているバネクリップを千枚通しで外そうとすると、シャフトを傷つけてしまう可能性があります。 お預かりしたフォーク、見事にシャフトに傷をつけています。千枚通しを使って作業を行う際には、必ずシャフトにウェスを巻くなどの養生を行ってください。シャフトに傷をつけてしま…

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加圧不要

2021のFLOAT X2とDHX2はリザーバーは、予め窒素で加圧されていますので、ポンプを接続して加圧する必要はありません。というか、絶対に触らないでください。 この部分、バルブコアリムーバーを使えば、アクセスすることができ、取り外すと奥にバルブコアがあります。一旦、減圧してしまうと、通常のツールでは加圧することができません。 …

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だからこそ、我々、素人は速いバイクを手に入れたい。

『トップライダーの数名は何に乗っても速いのですが』 これは相対的な話であり、他のライダーと比較した場合の話。乗車するバイクによって、個人の絶対的な速さは変化します。相性などの曖昧な問題ではなく、各々のバイクの性能差は想像以上のものがあります。 プロライダーは契約によって乗るバイクが決定されます。速いバイクならば勝利を確実に手…

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客観的に速いバイクを見つけ出す方法

ワールドカップに於いては表彰台常連メーカーであっても、MONDRAKERはモデルによってフレームの作り分けのできない規模のメーカー。F-Podiumはフルサスのエントリーモデルであってもレース用ハイエンドモデルと全く同じ仕様のフレームを使用。販売させて頂いている製品はワールドで使用されているフレームと全く同じ仕様です。 サスペンシ…

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2021 TRANSFERの寸法表

注意事項は以下の通りです。 ・サドルレール:7mm⌀、もしくは7mm×9mmの小判型断面のレールに対応しています。  8mm⌀には対応していません。 ・サドルレールの締め付けトルクは5.1 N/mです。 ・カーボンフレームに使用する際にはシートポストのずれを防ぐため、カーボンアセンブリペーストを薄く塗布してく…

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38のエアピストン・アッセンブリー

これが38のエアピストン・アッセンブリー。 信頼性の向上とコスト削減が両立した設計。カシマコートされていないのには訳があります。以前にもお話しましたが、摩擦が極端に低くなるとエア漏れを起こします。(エアコン用のコンプレッサーなどは、摩擦が低くなるとどれだけエアが漏れるかという計算式があります。) エアシール交換の際は右側のベ…

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38のステアチューブ

重量に対する剛性を最適化するための多く手段の1つとして、38のステアチューブの内側を楕円形にしました。 必要な箇所の肉厚を上げ、過剰な箇所は厚みをそぎ落としてあります。 ここ数年、ヘッドチューブ周りのデザインは大型化されてきました。フレーム側の性能をより引き出すための新たなるアプローチ。

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ねじれが大敵なのです。

ロワーレッグ(ボトムケース)、ピンとこないかもしれませんが矢印の方向へのねじれを無視することはできません。 左右の沈み込みを同調させるためにブレースやクラウンの剛性を強化することはイメージしやすいですよね。これは縦方向に分類されます。 ギャップに突っ込めば前後方向。 コーナーリング時には左右方向。 これらの要因が…

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今日もツバメ先生から学びましょう。

一枚目の写真は着陸の寸前。二枚目は着陸の瞬間。 鳥は逆に膝が曲がるわけではありません。骨格標本を検索してみてください。膝に見える部分、実は足首なのです。その上に脛(すね)があり、大腿骨があります。 ツバメ先生、きちんと膝を使って衝撃を緩和しています。 衝撃緩和とは?着地した瞬間、落下点で運動量がゼロになるまで時間、衝撃…

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視線を水平に保つ

クリーチャートレーニング(動物の無理のない自然な関節の使い方を身に付けるトレーニング方法)やバイオミミクリー(自然界から学ぶデザイン手法)など、気の遠くなるほどの長い時間をかけて洗練されてきた、理にかなった無駄のないものは最善の結果を手に入れる可能性が高いのです。 コーナーリング中に平衡感覚を正しくキープするためには、視線を水平に…

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