34 FLOAT SCをXCOで

軽量であることは重要なことは理解しているつもりです。
ただウェイトペナルティがあったとしても、それを上回るメリットがあれば、それは『正義』であると考えます。MTBの場合は『フルサス』がわかりやすい例であると思います。下りでの優位性だけではなく、あなたが踏み込んだペダルによって生じた力を、効率よくタイヤが接地する路面に伝えることができるシステムでもあります。(スキルの習得が必要であった前後の重量配分を、「コツ」レベルまでハードルを下げたシステムがフルサスです。)

昔のバイクはヘッドが立っていました。フロントサスペンションが一般的になりだした頃のバイクも、インナーチューブを立てることによって、フロントサスペンションをスムースにストロークさせることができるため、そのジオメトリをそのまま踏襲していました。それ以前から、後輪に荷重をかけやすい短めのチェーンステーが人気だったのですが、フルサスや大径ホイールの登場によって、少しずつですがマニアの認識が変わっていきました。スムースにストロークするようになったフロントフォークに併せて、後輪に荷重をかけやすくするため、ヘッドアングルが小さくなっているのが現状です。
リアユニットも年々ストロークしやすくなってきたため、初期入力を大きくすることができる形状の直押しが、当初は軽量に仕上げることができることも手伝って主流になりました。その後、リアへの入力を調整できるタイプのリンク式が台頭、直押しもリアユニットで対応させることにより、直線的な動きを最後の段階で踏ん張らせたり、初期には動かさないで衝撃の入力のあった時点で初めてストロークさせたりすることで巻き返しを図り、現在では二つの考え方が並び立つ状況が続いています。

少し前のバイクは、動きにくかったリアサスユニットに対し、スムースに動くよう初期入力が大きくなるように設計されているわけですから、昔のバイクに最新のユニットを取り付ける際にはネガティブ側のエアボリュ―ムスペーサーを入れることにより、その動きを最適化する必要があることはご理解いただけると思います。

動的な状態でスムースにストロークさせ、フルサスの性能を100%引き出すためには、多少重くなっても、ある程度剛性を引き上げる。XCOレースであっても例外ではなく、日本のレースにおいても34SCを120mmのままで使用した方が良い結果に結びつくようです。

*34SCを100mmで使用したい方にはオプションパーツでエアピストンアッセンブリーを用意しています。

116869526_2929449003834143_728754859407234124_o.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 10

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い