昨日のつづきです。

その変化は数年前から始まっていました。配信される動画の『映え』を重視した派手なコース。
テクニカルなコースに適応できるライダーが圧倒的な優位に立てる流れが徐々に変わってきたのです。
一時は難易度が高い方向に流されていったのですが、エクストリームライドが違うコンテンツとして確立されることによって、DHIは抑え気味に。競技性を重視されたコース、つまりはサーキット化(定番コース)していったのです。
またサスペンションの進化も手伝い、ライダーたちのスキルやマシンの性能の差も詰まりました。その結果、フィットネスレベルの向上が結果に結びついてくるようになりました。『難易度が抑えられた』とはいっても、あのスピードで走行することは我々一般人にとっては正気の沙汰ではありませんが。
こうした流れ、実は原点回帰に近いものなのです。ベテランの方はジョン・トマックの時代を思い出してください。XCとDHにWエントリー、普通に行われていた時代があったのです。当時はXCで勝つことができる選手でなければ、DHで勝つことができなかったのです。日本でもXCでもDHでも強い選手が複数存在していました。競技性を向上させることによって専門性が上がり分岐したのですが、DHを純粋な自転車競技として扱われることによって、その距離が再び近づいているのが現状なのです。近い将来、高いレベルでダブルエントリーをする選手が出てきても不思議ではありません。
そんな背景ですから、DHで世界を志す若いライダーにとってはXCのトレーニングはマストになります。セクションをつなぐ区間を速く走ることができれば、劇的にタイムを向上させることができます。心拍数を抑えることができれば、余裕をもったブレーキングが可能になります。ENSにもDHにも有効ですから取り組んだ者勝ちですよ。
XCOライダーにはスキルを身に着けることができる、DHよりもアベレージスピードが抑えられたENSへの参戦をお薦めします。
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