テーマ:サスペンション

ボトムアウト設定とハイスピード側コンプレッション

「どうも違いがよくわからない。」 これが一般的な意見であると思います。 日本ではトップクラスのライダーでも、やっとその設定の重要さを意識してくれるようになったばかり。 シンプルにお話します。ボトムアウトは特性のデザイン設定を行うもの。 体感してみることが理解への近道です。 1.フレームからリアショックユニットを外し…
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サグの自由度

サグは幅のある数値、フロント、リア共にストローク量の15%~25%(*RC4を除きます。)で指定されています。 フロントが160mmのストロークならば、サグの指定された値は24mmから40mm、かなり設定の自由度は高いと思います。 体重の軽い方であるとギリギリ24mmといった設定になることもあるかと思います。その状態で十分な作動感が…
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フォークの寿命 その2 

オーバーホールができない例のお話になります。 2010年の36TALAS、インナーチューブの磨耗が進行しているため、ブレースの裏側が写りこんでいます。 写真ではわかりにくいのですがDUの溝の部分だけが磨り減っていません。 最低限、インナーチュー…
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オイル交換だけ!ができない理由

これは「オイル交換だけで」と依頼されたRC4の高速側コンプレッションダイアルの写真。 外観はキレイな状態であっても、土や砂が細かな部分に侵入しています。 ダイアルは可動部分。またOリングが取り付けられる箇所でもあります。 ダイアルを回すと、侵入した砂などがヤスリの役目をし…
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トレイルライド、ウエットコンディションのセッティング

トレイルライドのウエットコンディション、濡れた木の走り根や露岩、石などで少しでも滑らず走破するにはどうすればいいでしょうか。 使用機材はHTにF120fitRLCで普段は適正エア圧(僕の場合は50psi)にリバウンドはちょうど真ん中です。 リバウンドをゆっくり目にして接地時間を増やす方向で考えればいいのかなと思っていますが、わざ…
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フロントサスを硬めに?

ライダーがメカニックに「サスを硬くしてくれ」と伝えたと仮定します。 それだけでは作業に取り掛かることはできません。 ほとんどのライダーは具体的な事象を経験していても、その事実を簡潔に伝えようとする際、行き過ぎた編集によって“要望”が“具体的な作業内容”に変換されてしまっていることが多いのです。 「ストローク全域で動きすぎる」と…
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32 RLC FITカートリッジの取り外し

動かないように黒いダイアルをタイヤレバーなどで押さえ、六角レンチで緩めます。 同じくレンチを使ってロックアウトレバーの三つのイモネジを緩めます。 イモネジは緩めるだけで構いません。 …
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ボトムナットを潰してしまったら。

40、このような状態になったボトムナットをたまに見かけます。 潰れているとレンチを使うことができません。 ヤスリで平面を作ります。 中心のプランジャーシャフトもダメージを受けています。 ボトムナットとシャフト、それぞれのネジ山が変形し簡単には緩めることができない状態です。 大きな力を分散してかけることのできるソ…
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2005年モデル F100Xの心臓部

このあたりの年式のフォークのオーバーホール依頼が多くなってきています。この汚れはオイルに含まれる炭素が真鍮に反応したものと思われます。X系以外はこの部品(ブラスマス)を持っていませんから、こうした状態にはなりません。ちなみにオイルは汚れていませんでしたし、機能も十分な状態を保っていました。 分解して磨けば、このとおり。…
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ショックユニットの磨耗について

上から『エアスリーブ』、『メインピストン、シャフト、トップキャップ』、そして一番下がダンパーボディとなります。 これらの部品の共通点は接触しながら動く部分であること。 エアスリーブの内側はトップキャップに取り付けられたシールと、 トップキャップに取り付けられたOリングとDUベアリングはシャフトに、 シャフトはトップキャップの…
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フロントフォークのオイル漏れ

オーバーホールの依頼に書き添えられる文章や電話でのご依頼などで “右レッグ(ダンパーサイド)からのオイル漏れ” といったようなコメントをよく見かけたり、お伺いしたりすることがあります。 原因のご説明はここをクリック。 その際に必ずインナチューブの傷の有無を確認をさせて頂くのですが、 傷は見当たらない。 といった返事が…
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ダストシールの音

既に6年前になってしまう36の第一世代。 今、手にすると正直に言って重さを感じます。 (だからこそ耐久性に優れていると思います。) ダストシールは天然ゴムではありませんから、6年経過しても外観的な劣化は見受けられません。 その反面、寒い時期には少し硬くなりますので、ストロークの際に音鳴りがする場合があります。 新しいダ…
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DHX、速く走ることができる改善策

オーバーホール及び修理のご依頼品、本日で金曜到着分まで完了しています。 DHXを分解する前にゲージでブーストバルブの内圧を確認しています。 「最低でも125psiの加圧を。」というお願いは、かなり周知されてきていることを実感します。 しかし「プリロードの2回転まで」というお願いは、まだまだのようです。 本日作業したご依頼…
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不要といえば不要な特殊工具を販売いたします。

今日はあると便利な工具のご紹介。(なくても作業は可能です。)左が36/40用、右が32用価格は共に3,000円(税別) サービスセンター用に製作された工具。余裕があるため、少量ですが販売いたします。 10mmナットをレンチなどで取り外します。 3山程度、この工具をネジ込んでください。この際に締め付け用ツ…
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自転車は三角形で構成されています。

基本的に自転車は三角形で構成されています。 “閉じた空間”を創り出すことのできる最小の単位が三角形、軽量であることを求められる自転車には一番適した形です。前三角に後三角、リジットで育った我々にとってはお馴染みの言い回し。 後三角は三次元上に存在するものですから奥行きがあります。 シートチューブ・ブレーキステー・チェーンステーで…
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サス用ポンプの注意点

圧力を低くする場合には、黒いブリードバルブを押してください。 ブリードバルブを半分あたりまで押したままの状態を維持すると、一気に減圧することができます。 ブリードバルブを最後まで押し切ると、ゆっくりと減圧させることができます。 これをご存じない方が多いようです。 “少し押しては放し”の繰り返しでは急激に空気が抜けてしまうため…
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831の最大ストロークは120mm

831以外の弊社取扱アフターマーケット品に関しては専用エアピストンシャフトが使用されているため、マニュアルに記載されている通り、表示されているトラベル量以上にすることはできません。 これが2011モデルの831用エアピストンシャフト。120mmのエアピストンシャフトに10mmのスペーサーが2つ使用され、100mmトラベルにして…
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RC4とDHXの比較 シャフト

ダンパーシャフト、左がRC4、右がDHX。直径を大きくして、チューブの厚みを抑える。高剛性化と軽量化を両立するため、フレームに使用されている技術と同じ手法。 DHXのシャフトの内部には上端部のギリギリまでオイルが入っているのですが、RC4はシャフトの1/4のあたりまでの高さでオイルは止まるようになっています。これはオイル漏れに対す…
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36 VANのスプリングについて

今年の36 VANは160と180が存在します。ストロークが異なりますから、使用されているスプリングも互換性はありません。 問題は今シーズンから160mmに使用されているスプリングの品番が従来とは異なること。右が去年までの36用のスプリング。左が2011年モデルの36用スプリング。長さは160mmストロークですから同じなのです…
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前?後?スプリングの交換順

リアショックが09'DHX5.0 3inchトラベルで400/3.25のスプリングを使用しており、サグはスプリングとプリロードリングが噛み合ってから1回転の設定でギリギリ18mmといった感じです。 もう1ランク低いレートのスプリングに変えようかと考えておりますがいかがでしょうか? またフロントフォーク09'40RC2は、ほとんど…
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フロントサスペンションのセッティング 玉砂利編

「玉砂利とサスのカラミとかありましたら、いつか記事に。」 物凄くピンポイントなセッティングですが、お答えしたいと思います。 難しく考えがちなのですが、通常サスペンションのセッティングで解決するためのアプローチの基本は、 ①動くようにする。 ②動かなくする。 の二通りだけなのです。 ①の「動くようにする。」…
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32 Fitの日頃のメンテナンスは?(含む36/40)

Fitカートリッジの場合は分解不可だったと思いましたので質問させていただきました。 というコメントを頂いたので本日の御題といたしました。 40もFITカートリッジです。そのため昨日の記事は32や36の方にもご参考になると思います。 日常的には走行後に乾拭きで大丈夫です。 長時間の雨中走行や経年劣化によってダストシール…
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40 フロントフォークのメンテナンス

雨中走行後、高圧洗浄機をかければ、こんな感じになります。 外側からダストシールを外すだけのメンテナンスでは不十分。 ドライコンディションでは問題ないのですが、ウェットコンディションではインナーチューブに付着した土は水と混じり合いボトムケース内に浸入し易い状態になります。 雨天で長時間使用された場合には覚悟を決めてインナ…
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フロントフォークの性能が上がるとステム長が短くなる(できる?) というロジック

簡単に理解して頂くため、簡素化してお伝えしたいと思います。 「フロントフォークの性能が上がるとステム長が短くなる(できる?) というロジックについて、解説いただけたらと思います。」というコメントを頂きました。 どこから説明するべきなのか悩みましたが、最初の部分からという選択をしました。 まずはハンドル幅とステムの長さについ…
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設定空気圧でフォークの長さは変わります。

3週間ぐらい前より、少しづつストロークが伸びはじめる。 (2週間くらい前にお客様よりマムアンドポップスに連絡をされたようです。) 現在、20mmほどストロークが伸びたような気がする。 使用状況 パーク、ストリートで使用。 お客様の心配を取り除く為、確認のほどお願いいたします。 といった内容で送られてきた80mmにト…
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2009 FシリーズのRL Remote、ワイヤーの長さについて

① リバウンドダイアルを2mmの六角レンチで外します。 ② 1.5mmの6角レンチを使って、4~5本のボルトを外します。 ③ すると上のカバーも外れるような構造になっています。 ④ 1.5mmの6角レンチでワイヤーを固定しているボルトを緩めれば、ケーブルを抜くことができます。 ⑤ 後はお好きな長さにアウタ…
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09モデル RL-Remoteのトップキャップボルト

画面の右側、ステアリングコラムの下側にリモート用ワイヤーを固定するための金具が取り付けられています。 写真の上側、手に持っているパーツがボルトで固定されている本体です。(取り付けた状態を上から見ると前方後円墳のような形状。)小さなボルトの頭の下面で、その“前方後円墳”の円部分のエッジを押えているだけの構造なのです。 写真では…
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TALASのトップアウトバンパー

走行中フロントを鋭く上げた時、「コンッ」と伸び切った時の音、感触は必ず出るものなのでしょうか? まだ本格的なコースは走行していませんが、連続したギャップなどでこの感触が 感じることがあれば嫌だなと思い書き込みしました。 解決方法などがありましたら教えてください。 というご質問を36 TALAS180RC2のオーナーさ…
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今日は2011 40RC2についてのフィードバック

倒立ダンパーによるバネ下重量の軽減を体感することができる。 その結果、フロントの自由度が増しバイクコントロールが楽になる。 ダンパーの特性も改善されており、衝撃をより少ないストロークで処理することができている。 このライダーは2011仕様のダンパーを2010 40RC2に使用しています。 ハイスピードのコンプレッション、…
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TREK Session88 実践編 その2

しばらくお休みだったのは、ライダーさんがケガをしていたため。 乗れてない状態ながらも、セットアップは一応進みました。 登り返しまでは、昔のライバルよりも速く走れていたそうです。(その後、ちぎられていたことは秘密。) ちなみに以下のデータはウェットでのセッティングです。 Fフォーク  (サグ 22mm)  スプリング…
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