テーマ:トラブルシューティング

2020年以降のGRIP REMOTE

完成車に多く採用されている2020年以降のGRIPリモート。 中心部、銀色の2mmの六角レンチを使って固定する際には必ず青いダイアルを固定した状態で締め込むようにしてください。 固定せずに締め込むと、オイルの通路を防ぐアルミ製ニードルが下がり過ぎ、中通しになっているステンレス製シャフトの真ん中を押すことになります。最初のうちはアルミ…
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e-bikeのフロントサスペンション

左から34、34SC、32SC。 形の違いがよくおわかりいただけるのでは? オリンピックは予想以上に32SCが使用されていました。ワールドクラスのXCOライダーのスキルは予想以上に高いものがありました。 今日はe-bikeについての注意点について。 大手メーカーのe-bike用サスペンションは、間口を広くするために「ふかふか動く…
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初期型EVOLのエア漏れ

2017年に登場したEVOL。ストロークさせると、ポジティブ(メイン)側が圧縮されスプリングの働きをします。 その際、ネガティブ側は空気室の容量が増えるため、空気が拡張されることになります。圧縮とは異なり、拡張する際の抵抗はかなり大きくなります。容量を増やすことによって、拡張時の抵抗を少なくすることがEVOLの仕組み。現在は一体型にな…
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応力腐食割れについて

合金が避けることができない『応力腐食割れ』。 表面付近に引張応力(引っ張ろうとする力)が存在し、その合金が耐えることのできる力(耐力)の50%以上に達している張力が存在している場合、この現象が発生します。 「締め付けトルクの推奨値を守って下さい。」 ネジの頭を潰したり、物理的に過剰な応力で破損させてしまったりするトラブルを防ぐ…
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ポンプの仕組み

雑誌みたいなのですが、この季節にお伝えする風物詩的なお話。 ポンプの仕組みについての話題です。 エアバルブに取り付けられるチャックからホース、更にメーター部から空気室までが満たされた状態の空気の圧力を表示します。取り付けられていない状態ではポンプの表示は0、または表示をしません。ポンプの内外の空気圧が等しい状態ですので当然のことです…
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GRIP カートリッジ、リバウンド・ロッドとOリングの実物

昨日のお話、「フローティングのOリングがイメージしにくいかも」と思いましたので、実物の写真を。 上がリバウンド・ロッドにOリングを取り付けた状態。斜めになっているのがお分かり頂けるかと。この状態でOリングが取り付けられていますから、上下(写真では左右)に動きながら変形をします。通常は軽くシャフト(正確にはシャフトに取り付けられたピスト…
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GRIPのオイル漏れについて

ロックアウト・ポジションのまま下りで使用すると、リバウンドノブが取り付けられているロッドとボトムケースを固定しているベース・スタッドの隙間からオイルが漏れます。少しくらいのストロークなら問題は発生しませんが、ロックアウトした状態にも関わらず急激にストロークしなければならない状況になると、オイルの流れをせき止めているため、ストロークと共に…
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工具とちょっとしたコツ

このロングソケットはSCのボトムナット用として使用しているもの。普通に購入することができます。 KTCの品番はB3LL-10 KO-KEN コーケンの品番は3300M エクステンションでは接合部が干渉してしまうため、一発でアクセスできるものを探して見つけ出したもの。贅沢を言えば、外径がKTC、KO-KENともに14.5mmこれ…
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的確な修理を行うために

これだけ後ろ側に荷重がかかっているのなら、アルミのパイプは一時的に相当撓むことになります。 以前にもお話ししましたが、IFP(インターナル・フローティング・ピストン)はアッパーチューブの内側に位置しオイルと窒素を一本のQリングで隔てています。撓むことによって隙間が生じると、オイルと空気が混じりあいます。すると流動性が上がってしまうため…
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オーバーホール・修理のフローを今一度。

http://www.ridefox.jp/index.html#contact こちらにあるオレンジのボタンを押して頂ければ、作業依頼書をダウンロードして頂けます。 必要事項を記入して頂いた後、FAX 0586-43-6811にお送りください。一つあたり3時間程度の作業時間が必要なため、FAXをお送り頂いた時点で作業予定を押さ…
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RM社、ベアリングの外し方

某メーカーさんのベアリングを使用したマウントキット。外そうとされたらしく、傷がついています。今日は私なりの、傷のつかない外し方をお伝えしておきます。 構造的には内部にスチールシャフトが入っていますから、その部分を上手く使います。ベアリングプーラーの8mmを用意します。反対側はコラムをカットしたものを少し加工してあります。本来、プーラー…
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貴殿の走りに合ったバイクを

色々な種類のバイクが存在します。用途に合った使い方をして頂かないとトラブルを招く可能性があります。 トップチューブ付近に設けられた、ブレーキスティの部分を保持するリンクを持ったバイクは直押しのモデル。このタイプのミドルストローク・カーボン・DPSで構成されたモデルは林道を快適に走ることを目的にした消費者の方を想定したクロスカントリーよ…
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アライメントの続きです。

昨日の続きになります。もう一つの実例をお伝えします。 ユーザーさんではなく、販売店さんに有用な情報なのかもしれません。ひと手間かけるだけで初期の反応が格段に良くなる組み上げ方のコツをお伝えします。FOXを例に話を進めますが、この方法は他メーカーのフロントフォークにも使えます。 それはエアピストンシャフトとダンパーカートリッジの軸…
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アライメントとは

フロントとリア、共にサスペンショユニットをスムースに動かすためには? 間違いなく最初にイメージされるのは摩擦抵抗の低減。 実はこれだけではなく、もっと効果的な方法があるのです。 サスペンションユニットとしての十全に機能を発揮させるためには、軸系のアライメントが重要になります。ここで言及したいアライメントとは、2つ以上の軸の整列具合…
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DPX2について

ピストンに取り付けられているコンプレッションやリバウンドのバルブリーフの設定には バイクの設計にあわせて数多くの種類が存在しています。流量制限ではないため、一種のハイスピード側の調整と考えて頂いて問題ありません。 アフターマーケットで販売されている製品は全ての設定に対応できるオールマイティな設定ではありますが究極の状態ではありません…
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TRANSFERについて

機械的な設計に関して、FOXは間違いなく業界で一番信頼性に富んでいると思います。 (勉強のため、結構他社製の製品を分解していますので。) 奇をてらわない確実でシンプルでロジカルな設計。部品を見るだけで大体の構造と仕組みが簡単に理解することができます。 例えば、ロックアウトはオイルの通路に蓋をすればオイルは流れない。ロックアウトを解…
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脳は面白い反応をします。

TRANSFERのワイヤーを受ける部分なのですが、思いっ切り変形しています。上の写真では原因がわからなかったのですが、回転させると見えてきました。ワイヤーのタイコが左上がりになってしまったようです。そのため変形したトリガーを受けている部品の右側が削れています。 アウター受けの部分の傷も、その状態になった原因を語ってくれます。上…
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Rhythmの設定

アフターマーケットでは販売されていないRhythm。 OE供給のみで完成車メーカーに出荷されています。 アフターマーケットで供給されているPerformance/Performance Elite/Factoryとは少し性格が異なります。大手メーカーさんのスポーツサイクルとしては価格が抑えられているグレードに使用されることが多いため…
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少々のボトムなら大丈夫

「リアサスが底付きした際、インナーチューブ(正確にはダンパーボディ)とシール(ダストワイパー)の隙間からオイルが噴出した。異常がない場合は有償修理で構わないので点検してほしい。」 事前の動作確認でリバウンド、ロックアウトは十分に機能していることを確認。 ストロークもスムースで問題ありませんでした。 またエアスリーブを取り外した…
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エアスリーブのリブ

外側のエアスリーブを外すと内側のエアスリーブ。 2019年モデルから内側のエアスリーブにリブ(補強用の突起)が付きました。ユニットのねじれ対策。2020年モデルではリブの数が増やされ、2021年モデルに至ります。 そんなにねじれるの? 6mmの六角レンチでリザーバーの蓋を緩めるとき、エアが漏れる音がする場合があります。これはフレー…
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昨日のつづき

短くまとめてみました。 ・ボディとシールキットを新品に交換。 ・お子様の使用ですから低圧での使用を想定。フレームのヨレによってユニットが捩じられ、エアスリーブが動いてしまうのを防止するため、2017年モデルのアイレット(中古)に交換し、エアスリーブをボルトで固定しました。 ・マウントキットブッシングもアイレットの変更に併せて新品に…
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FLOAT X2のエア漏れ

修理の際に気を付ける点は原因と結果をはっきりさせること。 実例としてFLOAT X2のエア漏れを検証してみます。 「動かしていない時はエアを保持することができている。使うとエアが漏れる。オーバーホールした後、漏れが酷くなった。」 難題です。 「動かしていない時はエアを保持することができている。」 エアを保持できているというのは…
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接触面に過大な荷重がかかると焼き付きを起こします。

去年の12月にオーバーホール。6月に一度乗車しただけ。 数日前に六角レンチでコンプレッションを調整しようとしたらオイルが噴出した。 「どうしてそうなったのか。の説明を。」とのことですので。 お受け取りした状態ではコンプレッション・ダンピングアジャスターが、HI側は緩め過ぎ、LO側は締め過ぎで、共に軽い凝着(焼き付き)を起こして…
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TRANSFER、サドルレール固定の際の注意点

FOXの特徴はメリハリの効いた素材選び。軽量であることを間違いなく目指しているのですが、使い勝手&耐久性の点については多少の重量増を厭(いと)いません。(そのくせ重量に関してはトラウマ的なコンプレクスが多少存在しているようで、いつもその葛藤の中にいるように見受けられます。)TRANSFERのシートクランプのボルトとバレルナット(太鼓)は…
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エアサスペンションのノイズ

写真はFLOAT X2のダンパーの外側に使用されているエアスプリングの機能を発揮させるためのシール。空気を保持する部分をエアスリーブと称しています。 このシール類には空気の保持性能を向上させるため、スリックハニー(摺動抵抗の少ない、コンパウンドを含まないノンリチュームのグリス)を塗布して取り付け、その後に摺動抵抗を低減させるため、…
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リモート関係に悩んだら

2020 PerformanceシリーズのGRIP リモート トップキャップ インターフェイスパーツの取り付け方法はこちら。 2020 Grip Remote Topcap Interface Part Installation https://www.ridefox.com/fox17/help.php?m=bike&id=1…
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DPX2の調整部分解写真

DPX2、調整部を分解した状態。 一番下、センターに位置するパーツはベースバルブアッセンブリー。このユニットは分解不可。その役目はリバウンド側オイルの流量をコントロールすることによって低速側のコンプレッションとリバウンドを調整しています。開口部の面積を変化させているだけのシンプルな設計のため信頼性は抜群。 オイルを遮断した状態での入…
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新品のフルサスバイクには慣らしが必要です。

少し前のアルミ製フルサスバイクは、慣らしが済むと適正なサグを得るためのバネレートが100inch/lbs以上も変わってしまう製品もありました。 標準的なバイクであっても、長時間乗車していると体感できるくらい変化していきます。その変わり様はリアサスのエア漏れを疑われた程。リアサスユニット自体もエアシールがなじむまでは慣らしが必要で、…
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クリック感がない。

「クリック感がない」 錆によってベアリングボールが砕け散っていました。 クリック感は生まれません。
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これ便利ですよ。

部品番号 PB 2210-8 極めて短いヘッド長と100°のアングルによって、アクセスが容易になります。弊社では販売していませんが、1,000円以下で入手できると思います。 このキャップを外す時、プシュッと音がする場合がありますが、エアバルブから漏れているわけではありません。 六角でキャップを強く締め込んでも改善さ…
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