ウェットでのフロントサスペンション・セッティング

ウェットではリバウンド側減衰を強めにかける。
間違ってはいませんが、唯一の方法ではありません。
最近は改善されてきましたが、まだまだリバウンド設定の強すぎる方がたくさんいらっしゃいます。その状態でリバウンドを更に強くしてしまうと、スピードが出させるはずのガレ場で突き上げが酷くなり、ペダリングができなくなります。またリバウンドはオイルの流量を制限する機能であるため、ロースピード側コンプレッションが強くなり、動いて欲しいサスペンションが動かなくなる『副作用』があります。

では正解は?

サグを増加させる。

伸び側の距離が増えるわけですから、滑った際にインナーチューブの動く時間が長くなり、把握しやすくなります。
減衰はスプリングの動くスピードを調整する機能。空気圧を下げればスプリングは弱くなります。リバウンドの設定を変えなくても相対的な減衰効果は向上します。
40FLOATやSCに代表される、エアのボリューム調整が可能なモデルは空気圧をそのままでスペーサーを抜くという手段も同じような効果が望めます。


ご参考までに
リアは直接的な突き上げによるハンドリングへの悪影響が少ないため、滑りが気になる際にはリバウンドを1から2クリック強くしても大丈夫です。

では皆さんの健闘を祈ってます。おケガのない様に。