間違い探し?

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36 HSC / LSCのダンパーカートリッジの一箇所を変更するだけで、減衰特性を大きく変化させることができます。
正解は高速側のコンプレッションをコントロールしているバルブリーフの構成が異なっています。
真ん中二つのバルブリーフを同サイズにしてあります。
一番右側の大きなバルブリーフがオイル通路の蓋をしています。通常は4段の構成で、直径の異なるバルブリーフを大きな順番に積み重ねていきます。
一段目が開く、二段目の厚みによって動きが止まる。更に大きな力が入力されると、一枚目は二枚目を持ち上げながら、三枚目の境目まで…。といった風に入力される力の大きさで、バルブ開度を変更することができるようになっています。

二段目の直径を三段目と同じサイズに変更してあります。二段目の直径が小さくなっていますから、開く量を増やすことができ、オイルの流れを多くすることができるため、中間域でスムースにストロークさせることが可能になります。
ストローク量が増えるため、体感が極端に楽になりますが、最後の踏ん張りは従来と同じレベルを維持しています。
基本的にはデチューン方向の設定変更なのですが、リアとのバランスを考慮すると、タイムを向上させることができる可能性があります。

サスがストロークしている間は失速しています。
必要最低限のストロークでコントロール性を維持する。そのストローク量(時間)を調整する作業もセッティングなのです。