先週末は街乗りでの使用感をテストしていました。 FOXY Carbon RR 29 ある程度の加速感が欲しいと思えば、29インチは停止する前に最適なギアまでシフトダウンをする必要があります。街乗りでは頻繁にその作業を要求されることになり、伴走の2017 FOXY Carbon R 27.5についていくためにはシフターの扱いに慣れが必要です。 足つきを強いられるストップ&ゴーの多い舗装路のツーリングなどには、身長160cm以下の方にはストレスが多くなります。 29インチは車軸の位置が高くなります。ペダリングロスが少ないため忘れてしまいがちになるのですが、150mmもトラベルがあるとBBハイトが高くなってしまうため、ペダリングに最適な位置でピラーを固定すると、信号で止まる度に不自由さを感じてしまうことになります。(一昔前、腰骨のあたりにサドルの高さを合わせるというのは、フルサスでは全く通用しなくなりました。) 事務所から各務原の自衛隊基地の「第8格納庫」まで往復約30km。堤防道路や橋があるため、結構登坂もある道のりでしたが、フロントがMaxxis Minion DHR II 29x2.4、リアがMaxxis Aggressor 29x2.3が取り付けられているにも関わらず、ペダリングが楽で、スピードのノリの良さがたまらないとのことでした。テスト前にきちんとサグ出しをしたため、安心感がまるで違い、スピードが乗っていれば、これ以上快適なバイクはないとのことでした。身長152cmの、うちの奥さんにはSサイズであってもFOXY Carbon RR 29は大きいようです。BBハイトが下がって29インチのフルサス…。F-PODIUMですか!(苦笑) 前日は『お菓子の城』まで約30kmの道のりを、電源を落とし、配線を外した電動アシストMTBの舗装路での使用感を試してみました。結論からお話すると、「全く楽しくない。」の一言に尽きます。ワンウェイクラッチでクランクが回る構造ですから、反時計回りに回しても、チェーンは動きません。チョイノリでは気が付かなかったのですが、抵抗がかなりあります。風を切って走っているのですが、エアロバイク感が半端なく、余分な負荷を感じます。トレーニングには最適なのですが、趣味の乗り物ではありません。 帰ってきてから、配線を繋ぎ、敷地内で電源を入れて周回を重ねてみたのですが、アシストが切れてしまう30km/hの巡航はBBシャフトの回転抵抗が通常のBBよりも大きくなるため、困難なことが改めて確認できました。 |
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